ホーム > ラングランドカルチャー のアーカイブ

ラングランドカルチャー のアーカイブ

Vietnam 1

年末年始、ベトナム旅行に行ってきたスタッフS.Sです。

 

ブログを通じて、いくつかのトピックをご紹介していきたいと思っています。
まずは、英語の先生からも聞かれた“ベトナムの英語事情”について。

もちろん、空港やホテル、観光地などでは不便なく英語は使えます。

タクシーの運転手は、困ったことに簡単な英語ですら通じない方が多く、
不安になることもしばしばでした。

それでも、小さなお土産屋さんや食堂の人たちでも、
数字の言い方だけは、すらすらと英語が口から出てくるあたりは、たくましさを感じました。

 

が、一番驚いたのは、サパでの少数民族の話す英語でした。

 
サパへのルートは、首都ハノイから寝台列車に乗り、北西約240キロ、
中国雲南省との国境を接する街ラオカイ(終着駅)まで。

さらにラオカイから車で約1時間のところにある海抜1,560mほどの
少数民族が多く暮らす山間部がサパです。

 

ハノイから現地の旅行会社のツアーで行くのが一般的で、
私も寝台列車で往復2泊、現地で1泊という日程でサパへ行ったのですが、
トレッキングの際、グループごとについてくれたモン族のガイドというのが、17歳の女の子でした。

堂々とした態度で英語を扱う姿に最初は驚き、
「どこで英語を習ったの?」と聞いてみましたが、
「観光客と話すうちに」というような答えが返ってきました。

 

これぞまさに“生きるための術”なのでしょうが、
ここまで来て、少数民族の英語を聞くというのもいささか複雑なおもい・・・。

はたまた、世界の共通言語としての英語の存在感を
ベトナム・ラオス・中国の国境付近で痛感したのでした。

 

 

 

下の写真は、“Buy For Me!”攻撃。

手作りの品を、そして小さな子供は竹を(トレッキングの杖代わりに)
「買って!買って!」と詰め寄ります。

 

なかには、相手がフランス人だと知るや、フランス語で挨拶したりと、
敵さんもなかなかやるなと感心せずにはいられませんでした。

こういう役割は、男性ではなく女性です。

生活のための、女性の強さ、逞しさには頭が下がります。

 

 

それほどまでに、この地が観光地として多くの人を集めてしまっていることに、
日本からわざわざ来た当の本人も、なんだか色々と考えさせられました。。

 

 

現地のprimary schoolを訪ねると、日本では(少なくとも東京では)見かけなくなった
昔ながらの素朴な遊びに興じる子供たちの姿が。

もう少し大きくなると、民族衣装を身に纏い、“Buy For Me!”のセリフを覚え、
観光客を出迎えるのでしょうか(笑)。

 

また、下のような姿もあちこちで見かけました。

日本でも、戦後は普通に見かけた光景だと思います。
 

 

旅先では挨拶と簡単な会話くらいは片言でも現地語で頑張ってみるのが
自分のスタイルなのですが、思い返すと、今回は挨拶と二言、三言程度しか言葉を覚えなかったので、
それほど必要性が無かったということの裏返しなのでしょう。

あちらから“Hello!”と呼び掛けられることが多かったことを考えると致し方ありませんね。

今回は、自分にそう言い聞かせて納得させています。
 

スタッフS.S

RSS リーダーで購読する

著名人の命日

もう師走も既に半ば・・・皆さんお忙しいかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

最近、『ノルウェイの森』を読み返しているスタッフS.Sです。

 

もう過ぎてしまいましたが、12月上旬は、私の好きな著名人の命日が続くので、
ふつうはいくら有名人といえど、命日まで覚えたりはしないのですが、
どういうわけか、毎年しっかりと思い出す3名がいます。

 

12月8日 ジョン・レノン

ファンを名乗る男に銃撃されたのは、あまりに有名。

学生時代、勉強しながらラジオをよく聴いていたのですが、
この日になると必ずジョンの曲が流れていたのを今でもよく覚えています。
最近、ラジオを聴かなくなったのですが、きっと今でもそうでしょうね。

 

12月10日 坂本龍馬

大河ドラマ『龍馬伝』が終わってしまい、
(賛否両論あったようですが)個人的には非常に楽しませてもらいました。

 

12月12日 小津安二郎

クロサワと並び(と私は思っていますが)日本が世界に誇る映画監督のひとりです。
ヨーロッパの方、特にフランス人やスペイン人、ドイツ人あたりは
日本文化が紹介される機会が少なくないからでしょうか、OZUファンの方が多いような気がします。

さて、先日、その小津監督のお墓参りにと北鎌倉の円覚寺へ。

 

さすがにお墓を撮影する趣味はありませんので、ここではご覧頂けませんが、
墓石にはただ「無」という字が彫られてありました。

そして、お酒好きの監督へと、どなたかが一升瓶を置かれていかれ、
お酒の匂いも仄かに漂っていました。

命日には、原節子さんもいらっしゃったのでしょうか。

すぐ近くには、『二十四の瞳』の木下恵介監督のお墓もあり、
きっと毎日お二人で晩酌されているんだろうなと想像しながら、円覚寺をあとにしました。

 

墓石の替わりと言ってはなんですが、御朱印を頂いてきましたので掲載します。

御朱印と言えば、最近、外国人旅行者でも朱印帳を持っている姿をよく見かけるのですが、
すごい情報力だなぁと感心してしまいます。

 

さてさて、最近、小学館から現在小津監督の名作集が発売中。

なかなか目にする機会が少ない、約80年前の貴重なサイレント作品までもが
収録されているのが、ファンにとってはたまりません。

神保町シアターでは、『小津安二郎の世界』と題して毎日上映中です。

年齢層が高く、さながら昭和の雰囲気です(笑)。

 

スタッフS.S

RSS リーダーで購読する

グリーティングカード

こんにちは、先日、奈良マラソンを走ってきた(と言っても10kmですが)スタッフS.Sです。

当日は、天気にも恵まれ、古都を気持ち良く走れました。
何と言っても、10kmコースは春日大社~東大寺大仏殿前を走り抜けるという
本当に贅沢なコースだったこともあり、楽しかったです。(コース詳細

是非、お薦めですよ!

 

さて、この時期、海外のお友達やお世話になった方へグリーティングカードを
出す方も少なくないのではないでしょうか?

 

そろそろ書かないと、クリスマスには間に合わないかもしれませんが、
まだの方へ、ちょっとだけ定番のメッセージをご紹介しますね。

 

Merry Christmas and a Happy New Year.”

Best wishes to you this Christmas.”

定番過ぎますね、、、上記は。

 

I hope this Christmas finds you well.”

個人的には、英語らしい無生物主語のこういう文章は好きなんですが、普段でも、

I hope this letter finds you well.”(お変わりありませんか)というふうに使えます。

 

最近、「カードを書きたいんだけど、書き方(書式)が分からなくて・・・」と相談されたので、
今回は、いくつか文章を載せてみましたが、書式はインターネットや本で調べてもらうとして、
あとは文章の中身ですけど、こちらは間違いを気にせず、
伝えたいことを気持ちを込めて書けば、それでいいのではないでしょうか。

日本語でも同じですよね。

 

遅れそうだったら、

Belated Merry Christmas and Happy New Year.”

と、「遅ればせながら」とひとこと加えてもいいですね。

 

それでは、少し早いですが、

I wish you a peaceful and harmonious holiday season!”

 

スタッフS.S

 

RSS リーダーで購読する

紅葉

急に冬のような寒さが襲ってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
休みの日は家でじっとしていられないスタッフS.Sです。

長かった夏が終わったかと思えば、秋があっという間に過ぎ去り、
冬の足音が・・・という感じですが、首都圏では紅葉が見ごろですね。

私は、11月上旬に御岳山へハイキングに出かけ、中旬には奈良の吉野へ足を運んできました。

平日に出かけたのですが、朝の山手線の喧騒にしばし耐えると、
新宿から1時間半ほどで御岳山の大自然と出会えます。

 

2時間前に目の前を塞いでいた都内の高層ビル群は、
一体何だったんだろうというほどの大パノラマ。

 

天狗岩

 

この日は、本当に天気に恵まれました。

 

ロックガーデン

この写真だけ見たら、屋久島と見間違えそうな光景も拝めます。

御岳山の観光情報はコチラ

 

 

ところ代わり、奈良吉野にある金峯山寺。

吉野は桜の季節にしか行ったことがありませんでしたが、
今回は金峯山寺の蔵王権現さま(秘仏)の御開帳とのことで、この時期にどうしてもと。

 

こちらも平日だったため、週末の人ごみとは程遠く、ゆっくりと拝見でき大満足。

7mもある大迫力の蔵王権現像は、それはそれは圧巻でした。

 

個人的には、巷でよく聞く“パワースポット”という言い方は好きではありませんが、
役行者(えんのぎょうじゃ)が、修験道を開かれたという土地ですから、
神聖な空気を感じることのできる特別な場所です。

今年は平城遷都1300年にて、長い期間御開帳していますので、
ご興味のある方は是非。12月9日(木)まで。

 

金峯山寺

 

スタッフS.S 

RSS リーダーで購読する

河瀨直美監督最新作『玄牝』

お産という人間にとって最も根源的な現実と向き合う
ドキュメンタリー映画『玄牝(げんぴん)』をご紹介します。

 

舞台は、愛知県岡崎市にある吉村医院。

木々が生い茂る茅葺の古民家で共同生活を送り、
妊婦に薪割りや畑仕事をさせながら、自然分娩に取り組んでいる院長の吉村正先生。

そして、自分自身も自宅での自然分娩を自らカメラを持ち撮影したことのある河瀨さんが、
今回は、撮影時間が最長10分の16mmフィルムでの撮影。

対象に向き合う、その真摯な姿勢が、全編通して観る者の心を打ちます。

 

この作品の素晴らしいのは、赤ちゃんを産み、「ありがとう」だけでは終わらないところ。

 

その世界では、神のような存在でもある吉村先生をして、
「私は今すぐにでも医師を辞めたい・・・」と言わせたり、
助産婦さんの口からは(吉村院長のことを)「“独裁者”と言ったら強すぎるかもしれないけど・・・」と、
本音を語るシーンもあり、河瀨さんの見事なまでの人間力と映画作家としての覚悟が
このドキュメンタリー作品をより優れたものにしています。

 

およそ半世紀も自然分娩に携わってきた吉村先生が、
助産婦さんたちを前にして涙を流し、本音を語るシーンは河瀨監督にしか撮れないでしょう。

 

吉村先生が妊婦さんへ繰り返し言うことば。

 

「ごろごろ、ぱくぱく、びくびくしない」

 

“現代的な生活に頼らず、伝統的な日本の食事をし、不安を抱えず自然体でいること”は、
きっと出産から離れた日常にも言えることだと思います。

三つ目の“びくびくしない”、これだけは人間にとって永遠のテーマなのでしょうけれど。

 

この作品は、第58回サンセバスチャン国際映画祭コンペティション部門で
国際批評家連盟賞を受賞。

病院での無痛分娩が一般的なスペインにおいて、
この作品を紹介したこと自体すごいことだと思いますが、
河瀨監督の世界観が異文化にも受け入れられたのではないでしょうか。

 

最後に、河瀨監督の印象に残ったことばを。

 

「現代人は死や汚れたものを見ないようにしている。でも、死を意識し、それを乗り越えることで達成感を得られるんじゃないか。それが、他者や地域を大切に思って生きることにも繋がると思うんです」

 

※玄牝とは『谷神不死。是謂玄牝』・・・谷神(こくしん)は死せず。これを玄牝という。

タイトルの『玄牝』とは、老子の『道徳経』第6章にあることば。
大河の源流にある谷神は、とめどなく生命を生み出しながらも絶えることはない。
谷神同様、女性(器)もまた、万物を生み出す源であり、その働きは尽きることがない。
老子はこれを玄牝“神秘なる母性”と呼んでいる。 

 

スタッフS.S

 

RSS リーダーで購読する

東大寺大仏展

先日、東京国立博物館にて開催中の『東大寺大仏展』に足を運んできました。

2008年『薬師寺展』、2009年『阿修羅展』(興福寺)と
毎年のように奈良が東京にやってきてくれる近年。

 

まさか、あの大仏様は運び出せませんが(笑)、今回の目玉は国宝「八角燈籠」。

何度も東大寺へ足を運んだことがある私も、「こんなに大きかったかな・・・??」と、
4.6mもある燈籠のスケールの大きさに圧倒されます。

それもそうですね、、、
いつも大仏様についつい気がいってしまい、これほどじっくり見たことがなかったかも。。

この燈籠は、大仏殿創建当時からあるそうですが、2度の兵火をもくぐり抜け、今に至ります。

 

国宝の「誕生釈迦仏立像及び灌仏盤」も大きな目玉のひとつ。

お釈迦様の誕生を祝う灌仏会(かんぶつえ)の本尊としてつくられた仏像は、
通常10センチ程のものが多いのですが、本像は50センチ程もあり、
360度どの角度からも拝むことができます。 

 

最後に、私が一番お会いしたかった「五劫思惟阿弥陀如来坐像」。

“五劫”というのは、長期間という意味で、長い間、思惟して髪が伸びてしまった阿弥陀如来様。

アフロヘアーで、なんとも親しみの持てる如来様です。

 

さすがは、東大寺。↓のようなものまであり、パソコンから奈良にお邪魔できます。
東大寺3Dバーチャル参拝

 

12月12日(日)まで開催中

 

スタッフS.S

 

RSS リーダーで購読する

秋のお薦め映画

こんにちは、映画好きのスタッフS.Sです。
ようやく秋らしく涼しくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私事ですが、暑かった今年の夏、月山(山形)、金時山(静岡)などの登山で
大いに汗をかいたのですが、ようやくシーズン到来で楽しみな今日この頃です。

 

さて、今回は最近観た映画のお薦めをご紹介させてもらいます。

既に観たという方も多いのではと思いますが、やはり『悪人』は外せません。

主演の妻夫木聡、深津絵里もいいんですが、
個人的には、殺人犯と被害者の肉親を演じる樹木希林と柄本明に痺れました。

吉田修一のベストセラー小説を、李相日監督と共に共同で担当した脚本も秀逸で、
俳優陣は、ちょっとした表情で感情を巧く表現されているのですが、
同じように表情ひとつで巧みな演技が光っていた映画が、『彼女の消えた浜辺』。

 

こちらもストーリーがよく出来ているイラン映画。

舞台がイランでなくとも作れたのではと思うほど、違和感なく、
日本人にも消化できてしまう、実に(イランなのに)“普通”の作品。

ただし、やはりところどころにはイスラム社会の慣習などが垣間見れ興味深かったです。

例えば、服装に関して言えば、女性は“チャドル”で髪を隠してはいるものの、それ以外はいたって普通。
Tシャツ やジーンズといった世界中どこでも見かける服装が、この映画の中でも描かれています。

まさに、「百聞は一見に如かず」。 

 

最後に、フランス映画の『シルビアのいる街で』。

 

古都ストラスブールを舞台にしたミステリーロマンスとでもいうのでしょうか、
捉え方ひとつ違えば、ただのストーカー男の話ですが。

極力、説明を省いたこの作品は、電車の音だったり、足音、カフェでの人々の話し声などが、
まるで今そこにいるかのように聞こえてくる演出が特に素晴らしかったです。

セリフが極端に少ないのですが、やはりホセ・ルイス・グリン監督は、
“OZU”を敬愛しているそうです。

そう、日本を代表する映画監督のひとり小津安二郎です。

小津好きの私にとっては、小津さんの流れがいまだに生きていて、
それも海外の人間がそれを実践しているのですから、観ていてとても胸躍る作品でした。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 

 

『彼女の消えた浜辺』、『シルビアのいる街で』ともに上映期間があと僅かですが、
興味のある方は、是非機会があれば、ご覧になって下さい。

前者は、私達のイメージしているイランとはまったく違うそれ、
そして後者は、とても素敵なストラスブールの街を堪能できます。

気軽な世界旅行とでも言いましょうか、 映画は世界をちょっと覗くにはもってこい。

個人的には、次回ヨーロッパを訪れる機会があれば、
是非是非ストラスブールに行ってみたいと強く思いました。

あ、それにはフランス語を勉強しなくちゃ・・・とも思う、今日この頃です。

 

ラングランドHPはこちら

RSS リーダーで購読する

語学学習の相棒

語学を勉強していく上で(何事でもそうですが)、やはりどこかでマンネリ化したり、
壁にぶつかり、モチベーションの低下に悩む時期があるものです。

そういう時に、いかに乗り越えるかが上達のポイントとなるわけですが、
やはり、“愉しく”というのが、何より大事なことではないでしょうか。

それには、人それぞれ、好きな分野、興味のある物事を使っての学習というのも、
時には気分転換にもなり、新たなやる気を与えてくれるもの。

それは、例えば、好きな映画だったり、好きな音楽だったり。

 
最近は、実に多くの語学関連の本が書店に並んでいますが、
今回は、個人的に面白いなと思った英語の学習本を2冊ご紹介します。

まずは、『日本の宗教の知識と英語を身につける』(ベレ出版)

 

なかなか、日本文化の、それも宗教に関する知識というのは、意外と曖昧だったりするもの。

この本は、仏教に関する情報が豊富で、中でも、昨今の仏像ブームを反映してか、
仏像の種類などにも触れていたりと、英語を抜きに日本語の説明を読んでいるだけでも目から鱗。

同シリーズでは、『日本の地理・歴史の知識と英語を身につける』や
日本の都道府県の知識と英語を身につける』などもあり、こちらも興味深い内容です。

 

もう1冊は、『Football イングリッシュ』(The Japan Times)

イングランドのフットボール(サッカー)の知識盛り沢山の内容で、
プレーの基本用語から、身体の部位や怪我の種類などの解説も豊富で
現地の新聞やインターネット記事を読む上で非常に役立ちます。

日本人には、あまり耳慣れない英国のコメンテーターの音声はじめ、
フランス人監督やスペイン人選手などの様々な英語を収録してあるCDも聞きごたえありです。

ちなみに、『MLB イングリッシュ』という姉妹本があり、こちらは野球好きの方にお薦め。

 

皆さんも是非、愉しい語学学習の相棒となるような
ご自身の興味に合った教材を探してみてはいかがでしょうか。

 

スタッフS.S

 

RSS リーダーで購読する

スペイン代表の魅力

スペインの優勝で幕を閉じた2010年FIFAワールドカップ。

 

決勝ゴールを決めたイニエスタが、喜びのあまりユニフォームを脱ぎ、
その下のTシャツに書いてあったメッセージは、既に皆さんも御承知のとおり。

昨年夏に心筋梗塞で亡くなったダニエル・ハルケ選手への
“SIEMPRE CON NOSOTROS”(僕らはいつも共にある)
という、亡き友へのメッセージは、人々の涙を誘いました。

何より、彼は日頃から非常に謙虚であることが有名な選手。

サッカーの神様は、度重なる怪我を克服した彼にご褒美を贈ったのでしょうね。

 

そして、見逃してはならないのが、表彰式、そしてピッチでの集合写真の際、
セルヒオ・ラモスも、ある選手のTシャツを着ていたことをここで触れておきます。

彼が10代の頃、同じチームで過ごしたアントニオ・プエルタ選手は、
3年前に試合中突然倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまった元スペイン代表。

ラモスは、2年前のEURO2008(欧州選手権)で優勝した際においても、
他の選手がユニフォーム姿の中、彼唯一人だけがプエルタの顔写真のTシャツを着ていました。
彼の心には本当にいつもプエルタがいるんですね。
ちなみにラモスの背番号15は、プエルタが代表初出場した際につけていたもの。

 

さて、前回のペピ先生の投稿でもスペインの熱狂が伝わってきますが、
ラテン系の血がそうさせるのでしょうか、いくつかあるニュースの中でも
非常に面白いシーンのひとつが、キャプテンのカシージャスがインタビューされている場面。

実は、この女性、カシージャスの彼女なのですが、
そうとは言え、日本人だったら・・・と考えると、さすがに同じようなことをするなんて想像できません。。

 

次の映像は、スペインに帰る飛行機の中でのワンシーン。

やはり、前述のカシージャスと彼女が仲良く隣同士の席を手配されているのが
なんとも微笑ましい限りですが、この映像では得点王のヴィジャが、
控えGKの“ぺぺ”レイナとともにはしゃいでいる光景が。 

 

控えGKぺぺの活躍は、マドリッド到着後の祝勝会においても続きます。
それは、試合に出ていなかったエネルギーをここぞとばかりに発散させたかのように・・・。

なるほど、デルボスケ監督は、ぺぺを23人に選んだのは、こういうことだったのですね(笑)。
ポジションは、スペイン代表の“宴会部長”。

このONとOFFのギャップがスペイン代表の強みなのでしょうか。

日本代表も帰国後の会見で笑いを誘っていましたが、
世界チャンピオンは、やはりここでも上のようですね(笑)。

3:15あたりで、プジョルとピケが、セスクにバルサのユニフォームを着させるという悪戯を。
ぺぺが「未来のバルサ、未来のスペイン!」と叫ぶあたり、もうやりたい放題です(笑)。

スタッフS.S

 

RSS リーダーで購読する

ワールドカップにおける国歌斉唱

遂にFIFA ワールドカップが始まりましたね。

 

日本代表も格上カメルーン相手に岡田監督の采配と選手の献身的な働きで
見事に地元開催だった2002年以外で、初めて勝利し、
予選グループ最終戦まで分からない展開となってきました。

戦術云々には、各人がそれぞれ意見あるでしょうし、特に今大会は(まだ初戦ということもあり)
守備的な試合が多く、スペクタクルに欠けるという点において批判もあるわけですが、
日本の戦い方、そして1-0という結果ひとつを見ても、先生のお国柄が如実に表れます。

 

イタリア人の先生に言わせてみれば、「最小スコアでの勝利こそ美しい」という国ですから、
それはもう概ね高い評価を与えています。

これがスペイン人の先生となると話は違います。
「美しいサッカー」を国民が求めるスペインにとっては、もちろん勝敗も重要ですが、
それ以上に、“質”にも大変うるさく、あの内容では返ってくる言葉は「退屈」のひとこと。

 

 

日本は細かいパスを繋ぐサッカーを目指していたと思っていたのですが、
岡田監督は大会直前に相手との実力を踏まえ、現実的な戦い方へと路線変更。

個人的には、やはり日本のカラーを出した、つまりアイデンティティーを表現したプレースタイルを
確立してもらいたいと強く願うばかりですが、これはもしかしたら、
日本が初戦に勝ったから言える“人間の欲”というものかもしれません。

 

たとえば、野球の日本代表には、“バント”ひとつ取りあげてみても、
そこには日本のアイデンティティーとも言える、緻密なプレースタイルが凝縮されています。

 

まだまだ日本においては、サッカーは野球のような歴史もなく、文化としても根付いているとは
現時点においては少なくとも言えませんが、もしかしたら、将来、長い歴史を振り返った際に
今大会がターニングポイントとなっているのかもしれない、そう思ったりもしてしまいます。

 

続きを読む

RSS リーダーで購読する

ホーム > ラングランドカルチャー のアーカイブ

カレンダー
« 2 月 2012 »
M T W T F S S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29        
アーカイブ
ページ
外部PR
TOEIC 対策
英検対策にも
データ 入力
WEB上アンケート
外国語学校
企業の語学研修から一般レッスンまで、世界55カ国語が習えるDILA。

ページのトップに戻る