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エミリオ先生 のアーカイブ

スペイン人に好まれるお土産は

「今度、スペインに留学をしに行くんですが、向こうの家族に何のお土産を持っていけばいいと思いますか」とか「スペイン人にはどんなお土産が好まれるんですか」とかよく聞かれます。

この話題について、私の意見を書きたいと思います。

 

まず、スペインにはお土産の習慣はないです。スペイン語では適切な単語もないです。というのは、実際はだいたいお土産を持っていかなくてもいいと思います。

持って行くなら、注意が必要。あまり喜んでくれないお土産があります。

 

和菓子:私も不思議に思いますが、多くのスペイン人は和菓子があまり好きじゃないようです。日本のことをよく知っている友達の中でも、和菓子が苦手な人が多いです。理由は、たぶん、スペイン人にとっては和菓子の甘さが中途半端な甘さのためなのかな。特に、あんこがだめのようです。餅はますます難しいでしょう。

 

 

せんべい、かりんとうなど:これもあまり喜ばないようです。味があまり濃くないサラダせんべいならまだまだいいようです。

 

お酒:これは、びみょうです。相手によって大分違いますが日本の酒がスペインでも有名であるにしても、いざ飲んでみると「うまい!」と考える人はそんなに多くないのではないでしょう。多分、問題は日本の酒が合うスペイン料理はそんなにないからかな。とにかく、重たい瓶をあげる前に、相手の好みを確かめた方が無難でしょう。

 

扇子:女性にはいいですが、男性にはNGです。スペイン人の男性は扇子は使いません。おかまっぽい。

 

次のは問題ないと思います。

 

お箸: きっと使わないでしょうが、面白くて、日本の伝統的なものなので、普段は喜ぶと思います。もちろん、大事なのはお箸の質ではなく、お箸の見た目でしょう。できるだけ日本らしい見た目がいいです。

 

印鑑: 何でもいい。100円ショップで売っているやつで全然OKです。大事なのは、面白い漢字が書いてある印鑑を選ぶことです。「面白い漢字」というのは、だいたい画数の多い漢字です。一緒に朱肉をあげるとすぐ使えるのでいいと思います。

 

Tシャツ:特に何か漢字や北斎の絵のTシャツが受けるようです。

 

漢字が書いてある物:漢字が人気ありますよ。

 

金太郎飴:すごく喜んではないと思いますがかわいいと思います。

 

日本のお菓子:ポッキーなど。相手によって喜ぶ人もいる。「えっ!」と考える人もいるでしょう。若者なら平気だと思います。

 

飾り:何か日本の伝統的な絵の掛け物などならいいでしょうが、大きい物はやめたほうがいいと思います。結局飾らない可能性が高いから。

 

冷蔵庫にかけるマグネット:特に寿司や日本の伝統的なものだったら、だいたいかなり成功すると思います。

 

以上はいくつかのおすすめだけです。もちろん、他にいいものはたくさんあるでしょう。あと、いうまでもなく、最終的にすべて相手次第です。同じものでも、とても喜ぶ人もいれば、まったくがっかりする人もいるでしょう。

 

何かいい考えや面白い経験があったら、コメントに書いてください。

 

エミリオ

 


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実家に帰るとは...

お正月やお盆のときは、実家に帰る人は多いでしょう。

私も、この前の冬休みに実家(スペインのマラガという町)に帰ったんです。やはり、「実家に帰る」という表現は会話にはしばしば出る表現でしょう。

 

 

ところが、スペイン語で自然に訳すのは、一見考えられるほど簡単ではないです。

 

結論から言うと、普段、「ir a casa de mis padres(両親の家に行く)」と訳せばいいです。

 

まず、「実家」という概念は、スペイン語にももちろんありますが、普段硬くてあまり使わない言葉で、だいたい日本語の「実家」と違う意味合いも持ちますので、こういうときは次の考え方です:

「実家」とは、普段、両親が住んでいる家でしょう。そうすると、「casa de mis padres」と訳せばいいでしょう。

もし両親ではなくておじいさんとおばあさんの家だったら、当然「casa de mis abuelos」と言います。

   

あと、「帰る」は普段「volver」なんですが、ここは「ir」と使わないと不自然で勘違いが生じる恐れもあります。これは、なぜかというと、日本語の「帰る」とスペイン語の「volver」の考え方はちょっと違うからです。

「volver」は「もともといた場所に戻る」という意味で、特に「住んでいる場所」の話だと、それは「自分が住んでいる場所」のことです。というのは、例えば私の場合では、いくらマラガ出身で実家はマラガだとしても、現在東京に住んでいる上で、「fui a Malaga」と言わなければなりません。もし「volvi a Malaga」と使うとしたら、意味は「もう東京をやめて、マラガに住みに戻ります」と言う意味になります。

 

他に、間違えてよく使われる動詞は「regresar」です。

「戻る」の意味だったら、「regresar」と「volver」は同じ意味です。「regresar」の方が硬いだけです。したがって、「regresar」も使われません。   

 

エミリオ

 


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接続法の使い方 (パート2)

 先月の続きです。接続法のいくつかの使い方。

 

E)es verdad que (~本当です), es cierto que (~確かです), está claro que(~当然、明らかです)など

こういう表現(あと、似てる意味の表現)は、直説法を使うのですが、否定されたら、つまり「嘘」、「確かじゃない」、「疑わしい」などの意味になる場合は接続法を使います。

例:       Es verdad que los precios han subido. → 値段が上がったのは本当です。

              No es verdad que haya aprobado. → 合格したのは本当じゃないです。

 

F)es mejor (~の方がいい ), es normal (~普通です), es necesario (~必要です), es difícil(~難しいです)など

ここは、沢山の表現があります。「ser」か「estar」動詞+形容詞の形。ただ、E)の表現も同じ形ですから、注意が必要です。

こういう表現は、一般的な意味がある、つまり個人的な主語がないと直説法を使い、具体的な主語があると 「que」+接続法を使います。

例:      Para viajar al extranjero, es necesario tener pasaporte. → 海外旅行へ行くにはパスポートを持つことが必要です。

            Si quieres aprobar el examen, es necesario que estudies más. →あなたは試験に合格したいなら、もっと勉強することが必要です。

 

 

G) creer (思う), pensar (考える), parecer (思う), opinar (意見)など

こういう動詞は基本的に直説法を使うのですが、否定されると接続法を使います。

例:       Creo que esta ropa es cara. →この服は高いと思う。

              No creo que esta ropa sea cara.  → この服は高いとは思わない。

 

H)aunque (~のに/~でも)

この言葉の細かい使い方はちょっと複雑ですが、とても大まかに言うと、aunque+直説法は日本語の「~のに」で、aunque+接続法は「~でも」といってもほとんどのケースでしょう。

例:      Aunque no quería ir, fui. → 行きたくなかったのに、行った。

              Aunque nunca estudia, siempre aprueba → 彼は、全然勉強しないのに、いつも合格します。

              Aunque sea caro, lo compraré. → 高くても、買いますよ。(高いかどうか分からない → 接続法を使います。)

 

I)命令

Ustedに対しての命令と否定命令は、全部接続法を使います。

例:       Venga usted mañana, por favor. → 明日着てください。(Ustedに対しての命令)

              No digas eso. → そんなこと言わないで。(否定命令)

J)仮定条件

現実ではない仮定文書は接続法(条件の方)と条件方の組み合わせを使います。

例:       Si fuera millonario, no trabajaría. → 金持ちだったら、仕事はしないだろう。(でも、実は金持ちではない)

              Si hubiera estudiado más, habría aprobado el examen. → もっと勉強していたら、合格できたのに。 (でも、実はあまり勉強しなかったから、落ちた)

 

 

さて、どうでしたか。

もちろん、以上のは、ただの紹介の気持ちだけで説明しました。他に、色々な使い方がありますが、接続法の使用範囲を把握できましたかな。自然な会話には不可欠な活用でしょう。

決して接続法を怖がる必要はないんですが、いくら大事な活用だとしても、直説法をちゃんと勉強してからアタックするべきだと私は思います。焦って、あまり早く勉強しすぎると余計にややこしく見えるので、まだ勉強していないときに出たら「あ、これだ、これは接続法だ」と考えて、あまり心配しないで。

 

エミリオ

 


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接続法の使い方 (パート1)

先月、接続法について書きました。そして、この問題をあげました:

こういう文章はスペイン語で何と言いますか:

 

1 明日、雨が降らないといいけど。

2 駅に着いたら連絡してください。

3 この仕事にはスペイン語ができる人が必要です。

 

解答の前に、接続法のいくつかの使い方を紹介したいと思います。

尚、接続法はとても深い活用なので、ちょっとだけ触る程度ぐらいでしょう。細かい使い方、特に接続法の時制については、先生に相談しましょう。

 

 

A)関係代名詞の文章 (que, quien, dondeなど)

関係代名詞の文章は事実にある物事を形容するのなら、直説法を、実際に存在していない(想像や望みなど)物事なら、接続法を使います。

例:       Vivo en una casa que está cerca de la estación. → 駅から近くにある家に住んでいます。(例の家は本当に存在している。私が住んでいる家なのです。)

Quiero vivir en una casa que esté cerca de la estación. → 駅から近くにある家に住みたいです。(今回、家は私の望みの家です。実際にあるかどうかはわかりません。とりあえず、私の想像の中だけで存在しています。)

 

B)Cuando(とき), hasta que(まで), después de que(のあと), en cuanto (とたんに) など

 

過去、現在(週間)のことを表すなら直説法で、未来のことを表すなら接続法を使います。

例:       Cuando vi esa película, me emocioné. → あの映画を見たとき、感動した。(過去の話。)

             Cuando llego a casa, pongo la tele. → 家に帰ると、いつもテレビをつける。(現在形。週間を表す。)

             Cuando termine el trabajo, te llamaré por teléfono. → 仕事を終わったら、電話するよ。(未来の話。接続法を使う。)

 

注意:「después」は、実はこれよりちょっと複雑なんですが、このように使ったら大体あまり問題はないでしょう。次のC)みたいに、両方の動詞の主語が同じだと、動詞の原型を使うことが多い。

例:       Después de terminar el trabajo, fui a tomar una copa. → 仕事を終わったあと、ちょっと飲みに行きました。

 

C)querer, desear, ordenar, pedir, esperar, preferir, gustar など。

こういう動詞は、メイン文と接続文の主語は同じだと原型を、主語が異なると「que」 +接続法を使います。

例:       Quiero ir contigo al cine. → あなたと映画に行きたい。(「したい」と「行く」の主語は一緒:私。)  

             Quiero que vengas conmigo al cine. → あなたに一緒に映画に来てほしい。(「ほしい」の主語は「私」、「来る」の主語は「あなた」。)   

 

D)quizás, tal vez, es posible que, puede que (かもしれません)

「quizás」と「tal vez」は直説法も接続法も使えます。ニュアンスはびみょうーーーーに変わりますが、本当にびみょうーーーーですから、心配しなくてもいいと思います。「es posible que」と「puede que」は接続法だけ使えます。

例:      Quizás llueva / lloverá mañana. → 明日雨が降るかもしれません。

            Tal vez terminaré / termine tarde. → 遅く終わるかも。

            Es posible que Luis haya llegado ya. → ルイスはもう着いたかもしれません。

            Puede que María lo sepa. → マリアが知っているかも。

 

 

 

これで、問題の質問を解けたでしょう:

 

1 Espero que no llueva mañana .

2 Cuando llegues a la estación, avísame.

3 Para este trabajo se necesita a una persona que sepa español.

 

来月、他の接続法の使い方を勉強しましょう。

 

エミリオ

 


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接続法って、何?

<いつもブログをご覧いただいている皆さまへ>

メンテナンスを行っておりましたので、しばらく更新できず、お待たせ致しました!!

 

あなたはスペイン語でこういう文章が言えますか:

1. 明日、雨が降らないといいけど。

2. 駅に着いたら連絡してください。

3. この仕事にはスペイン語ができる人が必要です。

 

この三つの文章は接続法を使わないとなかなか言えないでしょう。

でも、何故? 初心者が噂に聞いた「接続法」って何でしょう?いったいどうして必要なんでしょう? 

スペイン語の動詞には色々な変化(活用)があります:現在形・点過去・線過去・現在完了、未来形など。でも、初級で勉強するのは大体「直説法(modo indicativo)」の活用だけです。実際は「接続法(modo subjuntivo)」もあって、この接続法には現在形・現在完了・線過去・過去完了もあります。というのは、スペイン語のこの四つの活用はダブっています。

(一応、未来形と未来完了もありますが現代はほとんど使われていません)

 

IMAGEN GRITO 

接続法はちょっとこの評判があるようですが

 

接続法は普段、中級で勉強をし始めて、上級で深く勉強されています。

まだ勉強していない人には「要らないもの」のように見えるかもしれませんが、勉強した人には「今まで接続法なしで、一体どうやってスペイン語を話してたんだろうか」と考えることが多いのではないでしょうか。

まあ、サバイバルスペイン語あるいは観光者レベルなら、直説法で充分に通じるのは確かなんですが、本当の自然な会話を目指すのなら接続法はどうみても欠かすわけにはいかないものです。

 

さて、接続法は直説法とどういう関係を持っているのでしょうか。

例えで言ってみたら、接続法は直説法と平行している活用と考えてもいいでしょう。例えば、ある文章は直説法現在形を、ある文章は接続法現在形を使います。一応、いつ直説法を使い、いつ接続法を使うかという決まりはあります。

 

直説法とはこういう違いがあります:

 

1)直説法のそれぞれの活用は時制的に相応します。現在形は現在を表す。過去形は過去を表す、など。接続法は必ずしもそうではありません。例えば、接続法の線過去は、文章によって過去・現在・未来を表すことができます。

2)直説法の活用はその時制的な意味から勉強します:現在形は現在の習慣を表す。線過去は過去の習慣。点過去は過去の出来事とか。つまり「この活用はいつ使いますか」という感じで勉強します。 接続法は逆で「こういう文章・表現・言葉なら、接続法のこの活用を使います」ということです。

 

例文で説明しましょう。「cuando」という言葉の使い方。「cuando」は「時(なんとかする・した時)」と言う意味です。「cuando」は、過去か現在のことを表す時は直説法を用います。ところが、未来の事を表す時は接続法が使われています。

例:

スペインへ行ったときに、生ハムを食べました。(過去の話)

Cuando fui a España, comí jamón serrano. (fui: 「ir」の直説法点過去)

今度、スペインへ行ったときに、生ハムを食べるつもりです。 (未来の話)

Cuando vaya a España, comeré jamón serrano (vaya: 「ir」の直説法現在形)

 

こういうふうに、「いつ接続法を使う」かというルールがあります。ルールを覚えていけば、接続法を使えるようになるはずでしょう。

問題はルールの数が多く、それに簡単で自動的に使えるルールもあれば、複雑で多少感覚が必要なのもあります。時々「ここで、接続法なんか余計じゃない。別に直説法で充分じゃない」と考えられるケースがある。でも「なるほど!」と納得いく、素晴らしく微妙なニュアンスを表すことができるケースもあります。

 

次回、接続法のルールをいくつか紹介したいと思います。

そして、この記事の最初の三つの文章の回答。

ご期待ください!

エミリオ

 


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スペイン語教材 (パート3)

前回のブログの続きです。

さて、何かスペイン語教材を手に入れるとしましょう。テレビドラマ、漫画、本… 何でも。

元々スペイン語での教材と別の言語からスペイン語に訳された教材とどちらのほうがいいでしょうか。

 

 

私の意見では、どちらかと言えば、元々スペイン語での教材の方をお勧めします。

スペイン語に訳された教材は悪いとは言っていませんが、いくつか短所があると思います。

 

●翻訳ということは簡単なことではありません。原作のニュアンスや言葉選びを別の言語で表現することは無理だと言っても大げさではないと思います。というわけで、スペイン語での原作なら、もっと「スペイン語の心」がこめてある。

●あまりよくない訳者もいます。

●いくら腕のいい訳者でも、訳せない言葉や表現もあるので、ある程度、不自然なスペイン語になることを避けるのがとても難しいのです。簡単な例で、日本語の食事の前の「いただきます」にしましょう。日本映画で、誰かが「いただきます」と言います。スペイン語版を書いている翻訳者はどう訳せばいいでしょうか。スペイン人は、食べる前に何も言いません。訳せません。でも、俳優が口を動かしているので、何か表現が必要です。訳者は困りますが、プロなので結局なんだかスペイン語で近い表現を思いつきます。ただ、頑張ったものの、自然な表現だとは言えません。

●逆の問題もあります。こちらのほうがシリアスだと思います。言語と文化が交ざっているものです。スペイン語に訳された作品だと、違う文化のワールドについて話すので、スペイン・中南米の文化と関わっているユニークな言葉や表現は出てこないでしょう。また簡単な例で言うと、スペイン語ではない原作では「bocadillo de chorizo」という単語が出るのはほとんど無理でしょう。 

 

ということで、元々スペイン語での教材のスペイン語のほうが自然で、スペイン人が何について話しているかや、どうやって表現しているかということの勉強になります。

といったものの、訳された作品は使わないほうがいいとも言えません。

まず、訳された作品のスペイン語は正しいスペイン語です。スペイン人もその訳された作品を読んだり、観たりしています。元々英語や日本語の大好きな作品がスペイン語でどうだろうかと興味があれば、迷わず、どうぞ。

あと、元々スペイン語の作品は、もっとスペイン語独特の文章や単語を使うからこそ、もっと分かりにくいでしょう。

 

スペイン語での原作にはとても大事な問題が一つあります。

それは、もっとスペイン語っぽくユニークな表現を使うからこそ、勉強にはもっと難しいでしょう。

 

要するに、以上書いたことを意識してもらえれば、あまりこだわらなくても良いと思います。一番大事なのは持っている教材を楽しく使って、単語を一つでもいいから覚えて、とにかくスペイン語がもっと上手になることです。

 クレヨンしんちゃんのスペイン語版「You tube」をご覧になりたい方は、こちらをご覧ください!

                           

 

 

 

 

エミリオ

 


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スペイン語教材 (パート2)

前回のブログの続きです。

映画:映画で勉強するのはかなり人気あるそうです。ただ、意外と難しいです。あと、映画のセリフはそんなに”会話っぽいセリフ”でもないです。もちろん、映画によって違いますが、硬い単語や日常会話であまり使わない表現がわりと多いです。

テレビドラマ:映画よりも、テレビドラマの方がよいでしょう。いうまでもなく、SFドラマ、時代劇などよりも、ファミリードラマのように「日常生活」についてのドラマの方が勉強になります。しかも、スペイン語の勉強だけでなく、文化の勉強にも。ただし、コメディーだったら、注意が必要。コメディーを観るのは楽しいものの、言葉遊び、文化的なギャグなどが分かりずらいでしょう。

 

 

テレビ番組:ニュースを無理やり理解しようとする人がわりと多いのですが、新聞について話したように、ニュースよりも、バラエティー番組とかの方が勉強になると思います。もちろん、いつかニュースに挑戦する必要のある日もくるでしょう。

ラジオ:画像もあるおかげで、テレビの方が勉強になるでしょう。ラジオの方が難しいので、挑戦にもなりますね。

音楽:確かに、歌で勉強するのは楽しいし、音楽やリズムのおかげで歌詞は覚えやすいです。ところが、歌は会話のつもりで考えられたものではない。むしろ、詩に近い。コミュニケーションよりも、雰囲気、ムードを出すために書かれたのです。あまりまともな意味のない歌詞も多いし、変わった文法だって使う歌も少なくないです。

友達、恋人:大体、文法は説明できないので、日常会話の練習に役立ちます。特に、中級のとき。初級のときはまだ会話はあまりできないので、聞き取りに集中するのがいいと思います。上級になると、日常会話より難しい話題やシチュエーションが必要なので、知り合いとの普通の会話だけだとちょっと足りないかも。

インターネット:インターネットの便利さを言う必要はないと思います:ほとんど無料で新聞、記事、テレビ、ラジオ、映画、音楽、辞書、他にスペイン語を勉強している人やスペイン人と知り合えるし、メールやメッセージ交換もできるので、最高の道具です。また、スペイン人が書いているホームページやブログを見ると、とてもリアルなスペイン語に出会うことができます。ただ、注意が必要。プロが書いた文書だと大体問題ないですが、プロでないと、下手で、間違えだらけの文書を書く人もいますから。

 

 

何でも:何でもというのは、何でもです。スペインからもらったお土産の包み紙に書いてあるスペイン語。むこうの電車の切符に書いてあるスペイン語。レストランのメニュー。買い物のレシート。それらは、全部ネイティブが使っているスペイン語なので、教材として使えます。想像(とやる気)を使いましょう!

 

うむー 長くなりましたので、元々スペイン語での物とスペイン語に訳された物とそれぞれのいいところと悪いところの話は今度にしましょう。

 

エミリオ

 


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スペイン語教材 (パート1)

授業でこういう質問をよくされます:

「テキスト以外に、勉強には何を使えばいいですか。新聞とかは?」

簡単です。答えは「なんでも。」

スペイン語でなら、どんな物でも勉強になります。小説、テレビの番組、スペイン人と口喧嘩をしたりして… いつも、ほんの少しでも、必ず何か新しいことが覚えられる、または少なくとも練習になると思います。

というよりも、テキストだけでは絶対足りません。

なので、問題は「どんな教材が一番効果的なのか」。

この質問はそんなに簡単ではないです。なぜかというと、人によって習い方も違うし、興味のあることも違います。

というわけで、これからお勧めするのは一般的なケースの場合です。自分によく合う勉強方法があれば、それでいくべきです。サッカーに興味があるなら、サッカー場に行って、他のファンと会話したりして、サッカー新聞を読んでみるといいでしょう。

 

 

では、まず本などから考えましょう。

 

小説:初心者と中級の学生には勧められません。出る単語や表現が硬くて、日常会話ではなかなか使えません。辞書はいっぱい引かなければならないし、かかる時間のわりに、結果はあまりないと思います。上級の人には、日常生活では出会えない単語を知るいい機会だと思います。でも、小説は苦労しないで読めるのはやはり超級からかな(まあ、これも、小説によってでしょう)。

エッセー:専門的な分野の本は、よほどその分野にとても興味がないかぎり、やめたほうがいいと思います。こういう本は文法は意外と難しくないのに対して、専門用語が多くて、あまり使えません。しかし、一般的なテーマや軽いテーマであればあるほど勉強になるでしょう。

新聞:インターネットで無料で読める上に話題になっているテーマが載っているので、一応面白いと思われますが、上級の人を除いて、あまり勧められません。硬い単語や専門用語が多い。スペイン人と世界の景気や政治の問題について論じるよりも、まず友達とビールを飲みながら面白い会話ができるようにがんばりましょう。

雑誌:専門的な雑誌を別にして、とてもいいと思います。タイムリーな話題の色々なテーマもあるし、日常会話や生活で使える可能性が高いです。軽い話の方がいいです。

漫画:意外と侮られている教材です。漫画に興味がないからといって、無視するわけにはいかないと思います。なぜかというと、上記の説明した教材と違って、漫画はほとんど会話ばかりです。つまり、すぐ会話に役立ちます。ただ、注意が必要:全ての漫画が適切なわけではないです。できるだけ自然なセリフを使う漫画でないと、読んだセリフを実際にそのまま使ってみると、芝居の役者のような話し方になる恐れがありますから。

 

次回、この話の続きの上に、普段あまり考えられていないが大事な点についても説明をさせていただきます:その色々なスペイン語の教材は元々スペイン語での物と、スペイン語に訳された物とどう違うのか。

 

エミリオ

 


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スペイン語で「私の友達」

今回の話題は、会話によく出る表現で、ぺらぺらな人でもよく間違える言い方です。

次の絵を見てください:

 

 

どうですか?不自然なところを見つけましたか?

それは、「mi」の使い方が正しくないのです。

 

なぜこの間違えはあんなに多いのかというと、二つの原因があると思います。

まず、日本語の直訳です。

あと、不自然とはいえ、問題なく通じるので、相手に直してもらうことはあまりないと思います。

 

でも、どこがだめなのでしょうか。

 

スペイン語では、所有形容詞「mi, tu, su , nuestro, vuestro, su」は、定冠詞のように、限定されてる事柄の前にしか来れません。

限定されているというのは、唯一のもの・こと、それとも話に既に出た(だから相手にも知られている)事柄のことです。

 

というわけで、例えば「Ayer fui a casa de mi padre」というような文書なら大丈夫です。お父さんは一人しかいないので。

ところが、「友達」は唯一ではないので、いきなり「Ayer vino mi amigo de España」と言うと、このように聞こえます:

「昨日、私の”あの/例の“友達の家に行った」

そして、相手にこういうことを考えさせます:

「あれ?スペインから来る友達って話は、いつしてたっけ?」 

 

では、自然な言い方は?

 

「友達」が始めて会話に出たので、このとき使うべき不定冠詞を使いましょう。

 

 

大抵、文脈から「自分の友達」だとわかるでしょう。

もし、どうしても「私の友達」を言いたければ、所有代名詞を使います:

 

「Ayer vino un amigo mío de España」  

 

以上の話は、もちろん、友達のことが初めて会話に出る場合。

次に、また出たら、もう”あの/例の“友達になったので、「mi」を使います:

 

 

ちなみに、友達の名前も言いたければ、この言い方がよい:

 

初めて: 「Ayer vino un amigo de España que se llama Pablo

初めてではない:「Esta mañana he ido con mi amigo Pablo a Akihabara」

 

 Emilio

 


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スペイン人の名前

今回のテーマは、スペイン人の名前です。

スペイン系の名前はこういうふうです:

Carlos García Pérez

María Dolores Fernández Molina

 

まず、名前。一つか二つ(二つだと「nombre compuesto」と言います)。そのあと、名字、二つ。

 

名字から説明していきましょう。

一つ目の名字は、お父さんの一つ目の名字で、二つ目の名字は、お母さんの一つ目の名字です。

この絵を見てください:

 

 

いうまでもなく、スペイン語系の国々では、結婚しても奥さんの名字は変わりません。

「おい、おい。これ、性差別じゃないですか。まずお母さんの名字を、そのあとお父さんの名字をつけることはできないんですか。」と考えるかもしれません。

伝統的にお父さんの名字からのシステムだったんですが、もちろん現在は逆でも大丈夫です。ただ、伝統が強いので、逆にすることを選ぶカップルはまだまだとても少ないです。

 

あと、面倒なこともあります。

無数の名字の中で、今では特別な意味のない名字があれば(例:Guirado)、普通の言葉のように意味のある名字もあります(例:Moreno)。

それで、意味がある名字だとしても、大体その意味の意識はあまりしませんが、たま~には父の名字と、母の名字が子供の名字になって並ぶと、おかしい意味になります。

例えば、私の叔母さん一人は「Espejo Pulido(磨いた鏡!)」と言う名字になっています。

これぐらいならまだまだいい方なんですが、もし笑われる・恥ずかしがるぐらいの意味のコンビネーションだったら、名字を変える理由としてみなされています。

ちなみに、上の絵の子供の名字は(Cuadrado Redondo)かなり矛盾した名字で、確かに聞くと、少なくとも「えっ!」とつい言ってしまうのですね。実は、本当にいる知り合いの名前。でも彼には、その名字はOKだそうなんです。どんな場合でも、自分の名前に誇りを持つのは大事だと思います。

 

そして、名前の方です。

名前を一つつけるか二つつけるかを親が決めます。好みの問題だけで、別に何も深い理由などはないです。

一昔までは、長男にお父さんかお爺さんの名前を、娘に「Maria なんとか」をつける習慣がありました(100%ではなかったんですが)。

現在は、好みだけでつける傾向のほうが強いそうです。その「好み」って、やはり流行かな。 

 

ところで、スペインで一番使う名前のランキングです:

 

男: José, Antonio, Juan, Manuel, Francisco, Luis, Javier, Miguel, Ángel, Carlos. (最近、AlejandroとPabloが多いそうです)

女: María, Carmen, Ana, Isabel, Dolores, Pilar, Josefa, Teresa, Rosa, Antonia. (最近、Lucíaが多いそうです)

 

最後に、愛称のような呼び方がある名前が多いです。例えば:

José: Pepe

Francisco: Francis, Paco, Curro

Jose María: Chema

Juan José: Juanjo

Dolores: Loli, Lola

Isabel: Isa

Josefa: Pepi, Pepita

Teresa: Tere

María: Mari

 

もちろん、もっとあります。使い方や何故そういう愛称になったか理由を説明すると話が長くなりますが、機会があったら、ぜひ調べてみてください。

ところで、あなたは自分にスペイン系の名前を選ぶなら、どんな名前にするのかを考えたことあるでしょうか。

 


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