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エミリオ先生 のアーカイブ
体の状態 (Estados corporales)
- 2011-03-30 (水)
- エミリオ先生
ここで「体の状態」というのは「悲しい」とか「疲れている」とか「おなかすいた」とかの意味です。
スペイン語では、こういう状態は、ふだん ”estar” 動詞か “tener” 動詞で言います。

“estar”動詞を使う表現は次のようです:
estar cansado → 疲れている
estar ocupado → 忙しい
estar contento / triste → 嬉しい / 悲しい
estar resfriado → 風邪をひいた
estar preocupado → 心配している
estar nervioso / tranquilo → 緊張している / 落ち着いている
など
“estar”の後ろに来る言葉は形容詞です。なので、女性形・複数形もあります:
Estoy deprimida. → (私は)落ち込んでいる。 (女性)
Estamos muy liados. → (私たちは)とても忙しい/混乱している。
ところで、”tener”動詞の後ろに使う言葉は名詞です:
tener calor / frío → 暑い/寒い
tener hambre / sed → おなかがすいた/のどが渇いた
tener sueño → 眠い
tener miedo → 怖い
tener prisa → 急いでいる
tener fiebre / escalofríos など→ 熱/寒気がある
tener gripe / cáncer / paperas など → インフルエンザ/がん/おたふくかぜにかかっている
“tener”動詞を使うときは「暑さを持っている」とか「空腹を持っている」とかという考え方です。

どういうときに”estar”動詞の表現を、どういうときに”tener”動詞を使いますか。
決まりはないです。単語の問題だと考えてもいいでしょう。
ときどき、同じ状態でも両方の動詞の表現があります。
たとえば、「お腹すいた」は「tengo hambre」とも「estoy hambriento」とも言えます。
ただし、こういうとき、ひとつの言い方のほうが普通にもっと使われているし、だいたいまったく同じ意味なわけではないです。「お腹すいた」の例では、「estoy hambriento」のほうが「とてもおなかがすいた」という意味合いです。
体の状態を表す表現は、この二つの動詞ではないです。
たとえば、「痛み」は、”tener”動詞も”doler”動詞も使われます。
Me duele la cabeza (頭が痛い) = Tengo dolor de cabeza (頭痛です)
最終的に同じ意味なのに、”tener”のほうが硬い感じがします。
Emilio
自分の言葉を繰り返す (Repetir lo que uno ha dicho)
- 2011-02-28 (月)
- エミリオ先生
会話の中で、相手が言ったことをちゃんと聞き取れないことがしょっちゅうあるでしょう。
こういうとき、いろいろな表現が使われます。くだけた聞き方→丁寧な聞き方の順番で、いくつか覚えましょう:
¿Eh?
¿Qué? / ¿Qué has dicho?
¿Cómo? / ¿Cómo has dicho?
¿Perdón? / Perdón, ¿puede repetir?
ところが、自分が言ったことを相手が聞き取れなかった場合はどうでしょう。自分が言った言葉をどうやって繰り返すのでしょうか。

一番簡単なケースは、こういう文章でしょう:
- ¿Cómo te llamas?
- Enrique.
- ¿Cómo?
- Enrique.
動詞を使ったときは、繰り返した文章は “que” から始まります。
- Ya es muy tarde. Tengo que irme.
- ¿Cómo?
- Que ya es muy tarde. Tengo que irme.
言い方を多少変えても、この “que” は避けられません:
- Que tengo que irme, porque ya es muy tarde.
これは、自分の言葉を繰り返すことは、実は間接話法のケースだからです。考え方は「He dicho que ya es muy tarde」という文書なのです。
繰り返す文書が質問だと、二つのパターンがあります。
疑問詞(qué, cómo, dóndeなど)を使う質問だったら、前と同じように、”que” から始まります:
- ¿Cuál es el autobús para Granada?
- ¿Cómo?
- Que cuál es el autobús para Granada. ← イントネーションに注意。もう疑問文ではないから。
- ¿Por dónde se va a la estación?
- ¿Perdón?
- Que por dónde se va a la estación.
疑問詞を使わない質問のときは、”que” の後は “si” を使います:
- ¿Me puede decir la hora?
- ¿Cómo dice?
- Que si me puede decir la hora.
- ¿Conoce algún restaurante por aquí cerca?
- ¿Qué?
- Que si conoce algún restaurante por aquí cerca.
ここで紹介した繰り返し方を使うと、とても自然なスペイン語になりますので、必要なときはぜひ使ってみてください。
エミリオ
チョコレート (CHOCOLATE)
- 2011-01-30 (日)
- エミリオ先生
いよいよもうすぐバレンタインデーですね。
日本ではバレンタインデーというとチョコレートのこととほとんど同じでしょうね。
でも、スペイン語でチョコレートの話をするとき、注意が必要です。なぜかというと、スペイン語ではチョコレートは数えられない言葉なので、”un chocolate”とか”muchos chocolates”とか言えません。

チョコレートはバターやジャムみたいに、こういう文書では使えます:
Me gusta el chocolate.
チョコレートが好きです。
Comes demasiado chocolate.
あなたはチョコレートを食べ過ぎます。
Me han regalado un pastel de chocolate.
チョコレートケーキをもらいました。
数えたいときは、そのチョコレートの”形”によって違う言葉を使います。
Una tableta de chocolate: チョコレートの板

Una pastilla de chocolate: 板チョコからのひとつの”四角”。

Un trozo de chocolate: 板チョコのかけら。一応、「trozo」って「かけら」という意味なので、板チョコからではなくても使えます。

Un bombón: これが、バレンタインデーでよくあげるチョコレートのことです。写真を見てください。

Una chocolatina: これは、二つの種類に使います。ひとつは、Kit Katなどみたいなスナック。もうひとつは、一口サイズ、普段四角かコインの形をしてるチョコなどのチョコレートです。

以上は、形によってのいろいろな言い方。
あと、チョコレートと関係ある、他の言葉をいくつか紹介します:
chocolate blanco: ホワイトチョコレート
chocolate negro: ブラックチョコレート
chocolate con leche: ミルクチョコレート
chocolate con almendras / avellanas: アーモンド・ヘ-ゼルナッツ入りチョコレート

bombón relleno de licor: リキュール入りチョコレート
bombón relleno de naranja: オレンジ味クリーム入りチョコレート
では、食べ過ぎないように気をつけてください!
エミリオ
クリスマスの飾り (Adornos de Navidad)
- 2010-12-27 (月)
- エミリオ先生
クリスマス時期が始まるとあらゆる場所からクリスマスの飾りが現れますね。
スペインではどんな飾りが使われているでしょうか。

日本と同じように、一番人気のある飾りがárbol de Navidad(クリスマスツリー)でしょうか。
クリスマスツリーは、流行や家族によってはカラフルなツリーが多い年もあれば、銀色系だけの飾りとか金色系だけの飾りとかが使われているツリーもあります。
典型的な飾りの名前は bolas (ボール)と espumillón (cintaとも言う)(あのふわふわなヤツ)。ライトは luces と言います。

次に人気な飾りは belén でしょう。
Belenというのは、キリストの誕生の模型というものです。
Belenを飾るときはそのシーンにあるフィギュア(赤ちゃんのキリスト、マリア様、聖ヨセフ、現地の牧羊者や市民、家畜、木や植物など)を自分で買って飾るのです。だから、工夫によってすばらしいbelénを作ることもあります。
真剣にやる人は、belénのコンクールに参加したりします。
教会、市役所などにも大きいすばらしいbelénが飾ってることもよくあります。
カトリックではなくても、誰でも鑑賞できる芸術的なbelénがあります。

ところで、Belenのフィギュアの中で、最近かなり人気になったのはcaganerというフィギュアです。用を足している人のフィギュアです。普段、belénのちょっと隠れている場所で飾られるらしいです。
もともとカタロニアやバレンシア地方の伝統的なフィギュアで、近頃他の地方でも飾られるようになったようです。下品と思って反対している人もいるんですが、人気になった証拠としては最近よく話題になっている人(たとえば、アメリカの大統領とか)の顔をしているcaganerも作られています。


最後にコメントしたいのは、つい最近までとても流行っていたサンタクロース(Papá Noel)の飾りのことです。
こういう飾りは何も伝統的な飾りではないんですが、数年前に急に流行になって、あらゆる町のあらゆる建物で見られていたのです。
窓の外側に飾るはしごを上っているサンタの人形です。なんとなくうけて、ブームになりました。
去年か二年前からちょっと冷めてきたような気がします。

エミリオ
間接目的語
- 2010-11-29 (月)
- エミリオ先生
前回、直接目的語の話をしましたので、今回、間接目的語について勉強しましょう。
間接目的語は直接目的語みたいな扱い方です:話の流れ・文脈などで目的語がわかった場合は、省略できなくて代名詞で表現します。
- Mañana es el cumpleaños de Alberto.
- Yo le voy a regalar un libro, ¿y tú?
- No sé… En mi cumpleaños, él me regaló una cosa muy cara.
ー明日はアルベルトの誕生日だね。
ー私は、[アルベルトに]本をあげるつもり。あなたは?
ーそうだねぇ。私の誕生日のときに、彼は[私に]かなり高いモノをくれたから。
ただ、直接目的語にはない、”問題点”が三つあります。
① 本当の意味が深い
間接目的語は、普段日本語の[誰に]を表す。
¿Te puedo preguntar una cosa?
[あなたに]質問していいですか?
でも実は、本当の意味は[動詞が表す動作はだれに影響を与えている]という意味に近いと言えるでしょう。
Se me ha roto el ordenador.
コンピューターが壊れちゃった。
「コンピューターが壊れた」は「romperse」という再起動詞で表す。でも「私のコンピューター」だから、その出来事が私に影響を与えてるということでしょう。このわけで、「me」が必要になります。
この、もっと深い意味はスペイン語の学生を混乱させることが多いですが、とても大事です。特に、中級からなら無視できないことでしょう。
② 繰り返す代名詞
間接目的語は、文章の中でその対象をはっきり言っている場合でも、普段代名詞も使われます。
¿Le has dicho a Antonio la verdad?
アントニオに本当のことを言いましたか?
「アントニオに」と言っているから、一応その「le」は入らないと考えられるでしょう。しかし、スペイン人は普段使います。使わないときもあります。微妙なニュアンスの問題です。説明は長すぎるので、とりあえず「繰り返しても、代名詞をいつも使う」と覚えたほうがいいでしょう。より自然なスペイン語になります。
③ 「se」への変化
間接目的語の第三印象の形は単数形の場合は「le」、複数形の場合は「les」。
しかし、間接目的語の代名詞の後ろに直接目的語の代名詞がくると、「le」も「les」も「se」に変わります。
- ¿Le has dicho a Antonio la verdad?
- Sí, ya se la he dicho.
ーアントニオに本当のことを言った?
ーうん。もう[彼に][本当のことを]言ったよ。
エミリオ
直接目的語
- 2010-10-28 (木)
- エミリオ先生
スペイン語を勉強し始めて、何ヶ月かが経つと必ず出会うのは直接・間接目的語の話でしょう。この二つの目的語は、文法的に大変大事なもので、正しい・自然なスペイン語が話したいなら無視できないものです。
この二つの目的語の細かい説明は本が書けるぐらい長く書けますが、今回直接目的語の一番大事なところをまとめて解説していこうと思います。
直接目的語というのは、だいたい(あくまでもだいたい)日本語の「~を」のことです:
Ayer vi una película.
昨日、映画を見た。
“una película”は直接目的語。
直接目的語は人のことだと、”a”をつける:
Ayer esperé el autobús durante una hora.
昨日、バスを一時間も待っていた。 
Ayer esperé a un amigo durante una hora.
昨日、友達を一時間も待っていた。
直接目的語は具体的、話し手にも聞き手にも限定された物・ことだと、定冠詞など使います:
He visto la película que me prestaste.
貸してくれた映画を見ました。
普段、不定冠詞などを使うときは、そのまま使います:
He visto una película estupenda.
すばらしい映画を見た。
ところが、一般的な物・ことだと、冠詞など何も使わないのは普通です:
Nunca veo películas de terror.
ホラー映画は絶対見ない。
¿Comes carne?
肉、食べる?
文章の直接目的語は既に知っているときは、普段省略できません。直接目的語代名詞を使います:
- ¿Dónde está el periódico?
- Lo estoy leyendo yo.
- 新聞はどこ?
- 私が(新聞を)読んでいるよ。
この代名詞を忘れるととても不自然なスペイン語になりますので、注意が必要です。
しかし、使いすぎないように気をつけるのも必要です。
直接目的語代名詞は、あくまでも前に話に出てきた物・ことそのものです。
例えば:
A: Me he comprado un coche.
B: Yo también me lo he comprado.
A:車を買ったよ。
B:私も(その車)を買ったよ。
つまり、BさんはAさんが買った車を”その車”を買ったという意味になります。
こういうとき、代名詞ではなく普通に”全部”を言います:
B: Yo también me he comprado uno (→un coche)
直接目的語は一般的な物・ことだと、詳しい話をすると長くなりますが普段は代名詞を使っても、何も使わなくてもいいです。
- ¿Lees revistas de moda?
- Sí, (las) leo.
- ファッション雑誌読みますか。
- はい、読みます。
エミリオ
道の案内
- 2010-09-28 (火)
- エミリオ先生
旅行に行くとほとんどあるのは道を聞くことでしょう。
でも、もちろん、聞くのは第一のステップだけです。答えをちゃんと理解できないと何もならないのです。

聞き方
案内を頼むときに、だいたい「Perdone」と人に声をかけます。
それから、いろいろな聞き方があります。
ケース1:たとえば、「calle Albacete」という道を捜しているとします。
- Perdone, ¿sabe dónde está la calle Albacete?
直訳:すみません、アルバセテ道はどこにあるか知っていますか。
- Perdone, ¿me puede decir dónde está la calle Albacete?
直訳:すみません、アルバセテ道はどこにあるか教えてくださいませんか。
- Perdone, estoy buscando la calle Albacete.
直訳:すみません、アルバセテ道を捜しているんですが。
ケース2:スーパーを捜している場合。
- Perdone, ¿sabe si hay algún supermercado por aquí cerca?
- Perdone, ¿me puede decir si hay algún supermercado por aquí?
- Perdone, estoy buscando un supermercado por aquí cerca.
答え
相手がどうやって答えてくるかわからないわけですから、こちらの方が難しいでしょう。
だいたい、ジェスチャーで十分に通じるが、いくつかよく使われる表現を紹介します。
(todo) recto: まっすぐ
a la derecha: 右に
a la izquierda: 左に
enfrente de: の正面に
esquina: かど
esta-esa-aquella calle: この・その・あの通り
cuando llegue: ~に着いたら…
動詞は無数使われます。たとえば、「右に曲がって」というのには、こんなにいろいろな言い方があります:
Doble / Gire / Tuerza / Vaya / Tome a la derecha
でも、だいたい動詞を無視してもいいでしょう。「a la derecha」だけ聞き取れば十分でしょう。
たとえば、次の地図を使って、薬局への案内を聞いてみましょう。

-Perdone, ¿hay alguna farmacia por aquí cerca?
-Sí, hay una un poco más para allá. Vaya por esta calle todo recto, gire la segunda a la derecha y allí, frente a un cine, hay una farmacia.
最後に、この二つの表現もちゃんと覚えていきましょう:
… y allí pregunte (otra vez): …そこに着いたら、また聞いてください。
Lo siento, no soy de aquí: その人はその辺に住んでいないかその辺りはよくわからないという意味です。つまり、また違う人に聞かなければならないというわけです。
エミリオ
久しぶりに…
- 2010-08-29 (日)
- エミリオ先生
「久しぶり」という言葉はよく使う言葉ですね。
しかし、スペイン語に訳そうとすると、間違える人は少なくないでしょうか。今回のブログで、「久しぶり」の正しい言い方を勉強しましょう。
まず、だいたい問題ないシチュエーションから始めましょう:ずっと会っていない友人に会うと「久しぶり!」と言いますね。これは、スペイン語では「¡Cuánto tiempo!」と言います。
もし、ちょっとバリエーションを使いたいなら「¡Cuánto tiempo sin verte!」と言ってみてください。

問題は、文章の中に「久しぶり」が出る場合。
たとえば、「月曜日に、久しぶりに映画に行った」。
こういうとき、「Cuánto tiempo」という形を捨てて、日本語の「久しぶり」という感覚も捨てて、スペイン語の自然な言い方を覚えましょう。
ポイントは「hace」という言葉。
「hace」は「前」という意味で、たとえば「La película ha empezado hace cinco minutos」は「映画は5分前に始まりました」という意味です。
「hace ~ que」は同じ意味なんだけど、「hace」がメイン動詞になって、文章の順番は逆になります:
Hace cinco minutos que ha empezado la película.
それで、「hace mucho tiempo」は「ずっと前」という意味です:
Hace mucho tiempo que vivo en Japón.
ずっと前から日本に住んでいます。
否定文にすると、こういう文章になります:
Hace mucho tiempo que no como chorizo.
ずっと前からチョリソーを食べていない。

こういう文書だと、ずっと前から今までの「チョリソーを食べていない」期間を表します。
もし、ずっとチョリソーを食べていなかったけど先週やっと食べたとしたら、こういう考え方でしょう:「先週、チョリソーを食べた。ずっと前から食べていなかった」。
スペイン語にすると:「La semana pasada comí chorizo. Hacía mucho tiempo que no lo comía」。「Hace mucho tiempo que no como chorizo.」を線過去で表しただけです。
もう気がついたと思いますが、この文書は「先週、久しぶりにチョリソーを食べました」という文書です。
というのは、「この前、久しぶりになんとかしました」という文書は、スペイン語で二つの文章にわけて、こう言えば「この前、なんとかしました。ずっと前からしていませんでした」、完璧でしょう。
他にいくつかの例文で練習しましょう:
・この前、久しぶりに友達に会いました。
El otro día vi a un amigo. Hacía mucho tiempo que no lo veía.
・こんなに飲んだのは、久しぶりだ。
Hacía mucho tiempo que no bebía tanto.
・この前の日曜日に、久しぶりに運動をしたら、筋肉痛になりました。
El domingo pasado hice ejercicio. Como hacía mucho tiempo que no hacía ejercicio, me entraron agujetas.
つまり、無理やりに一つの文書で言うのをやめて、二つの文書 にわけて、二つ目の文書で「hacía mucho tiempo que no」というパターンを使えばいいでしょう。
「久しぶりに~やった」より、「ずっと前から~やっていなかった」の考え方で考えましょう。
もちろん、「mucho tiempo」のかわりに、「una semana」とか「dos años」とか具体的に期間を言ってもいいです。
エミリオ
「Ver」を使う慣用句
- 2010-07-28 (水)
- エミリオ先生
スペイン語では「ver」動詞はよく使われます。もともとの意味「見る」だけだはなく、いろいろな意味もあるし、ことわざや慣用句にもよく出ます。
今回、「ver」を使う、いくつかの慣用句を紹介します。

No veas
文書によって、”muy bueno”, “muy malo”, “muy agradable”, “muy desagradable”などいろいろな意味がありますが、いつも最上級っぽい意味で、かなり感情的な判断を含むニュアンスがあります。普段、文型は”名詞+que no veas”か”No veas qué / cómo / cuánto / etc.”.º
会話ではよく使われます。
Francisco se ha comprado un coche que no veas.
フランシスコはすっごい車買ったよ。
Tengo un resfriado que no veas.
大変な風邪ひいちゃったなぁ。
No veas qué película tan buena vi ayer.
昨日、素晴らしい映画を見たよ!
No veas cuánta hambre tengo.
すごいお腹すいたよォ~
Por lo visto
うわさによると、~らしい、~そうだ、言われているなどという意味。
Por lo visto, a Ana la han despedido.
アナがクビになったらしい。
Tener que ver con
“Tener relación con”(~と関係がある)と同じ意味。”Tener relación con”の方が硬い言い方です。
Yo no tengo nada que ver con ese asunto.
私は、あの事件と何も関係がないです。

¡A ver!
注目を引く表現。普段、目上の人に対しては使われません。
(Un profesor dirigiéndose a sus alumnos) ¡A ver, Carlos! Lee la página 120.
(先生が生徒達に向かって)カルロス!120ページを読んでください。
¿A ver?
好奇心を持って「見せて」という意味。
- ¿Qué llevas en esa bolsa?
- Un libro que me he comprado.
- ¿Eh? ¿A ver?
- その袋に、何持ってる?
- 今買ってきた本だ。
- え? ちょっと見せてくれ。
A ver…
考え中。その考えは、計算らしいことや思い出そうとしていることが多いです。
- - ¿Quiénes van a venir a la fiesta?
- - A ver… Luis… María… Ana…
- パーティにだれが来る?
- そうだね。ルイスと、マリアと、アナと…
- - ¿Vamos al cine? ¿Cuándo te viene bien?
- - A ver… mañana tengo trabajo y el sábado ya he quedado. ¿Qué tal el domingo?
- 映画に行こう? いつがいい?
- えーと、明日は仕事で… 土曜日は約束があって… 日曜日はどう?
エミリオ
Sangria と tinto de verano
- 2010-06-28 (月)
- エミリオ先生
ついに夏が来ましたね。
スペインの夏も暑くて、普段、毎日気温は30℃を越えます。地方によっては40℃を超えても全然珍しくないです。
こういうときに、冷たい飲み物が飲みたいですね。
ビールはもちろん、スペインで夏によく飲むほかの2つの飲み物は「sangría」と「tinto de verano」という飲み物です。
二つとも赤ワインがメインの飲み物で、作りやすいのでお家でもぜひ作ってみてください。
Sangría

Sangríaは、夏限定とは限らないのですが、やはり夏に一番飲まれています。
だいたい、パーティやレストラン(食事と一緒に)で飲まれます。
基本的なsangríaに使うのは:
- 赤ワイン
- 刻んだ果物 (特にオレンジ、桃、レモン、りんご。他に、パイナップル、メロン、ぶどう、マンゴーなどというバリエーションもあります)
- 甘みを加えるために砂糖、ジュース(オレンジジュースとか)など。
冷たく飲む飲み物なので、普段は氷も入れます。
あと、アルコール度を調整するために:
- アルコール度を上げたいときはラムなど、強いリキュールを入れることもあります。
- アルコール度を下げたいときは炭酸飲料を加えます:ソーダかレモン・オレンジ味の炭酸飲料が普通です(たとえば:ファンタ)。
地方や人によっていろいろなバリエーションがあります。たとえば、シナモンを加えるとか、赤ワインの代わりに白ワインを使うとか。
注意1:とても飲みやすいので、気がつくと酔っ払っているケースが多いです。
注意2:まずいsangríaを作るレストランもあるので、初体験で「おいしくない!」と思ったら、違う店でもう一回飲んでみましょう。
注意3:作ったあと、できるだけ早めに飲んだほうがよいです。時間が経つにつれて、入れた果物が砂糖とアルコールの作用で発酵して、ワインの味が変わっていくからです。
ちょっとした雑学:「sangría」という名前は「sangre(血)」と関係あります。もともと、「sangría」というのは「血抜き」という意味で、この飲み物がこの名前を取ったのは、ただ色のためでしょう。
Tinto de verano

意味は「夏の赤ワイン」で、sangríaに似ています。しかし、もっとシンプルです。
ただ、赤ワインとgaseosaを同じ割合で混ぜて、氷を入れるのです。普段、飾りとしてレモンのスライスをつけます。
Gaseosaというのは、ソーダみたいな飲み物で、ちょーっと甘くて、微妙なレモンっぽい香りのある炭酸飲料です。
だいたい、夏にだけ飲みます。まず、真冬で「Un tinto de verano (夏の赤ワインください)」と頼む人はいないでしょう。
エミリオ
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