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秋のお薦め映画

こんにちは、映画好きのスタッフS.Sです。
ようやく秋らしく涼しくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私事ですが、暑かった今年の夏、月山(山形)、金時山(静岡)などの登山で
大いに汗をかいたのですが、ようやくシーズン到来で楽しみな今日この頃です。

 

さて、今回は最近観た映画のお薦めをご紹介させてもらいます。

既に観たという方も多いのではと思いますが、やはり『悪人』は外せません。

主演の妻夫木聡、深津絵里もいいんですが、
個人的には、殺人犯と被害者の肉親を演じる樹木希林と柄本明に痺れました。

吉田修一のベストセラー小説を、李相日監督と共に共同で担当した脚本も秀逸で、
俳優陣は、ちょっとした表情で感情を巧く表現されているのですが、
同じように表情ひとつで巧みな演技が光っていた映画が、『彼女の消えた浜辺』。

 

こちらもストーリーがよく出来ているイラン映画。

舞台がイランでなくとも作れたのではと思うほど、違和感なく、
日本人にも消化できてしまう、実に(イランなのに)“普通”の作品。

ただし、やはりところどころにはイスラム社会の慣習などが垣間見れ興味深かったです。

例えば、服装に関して言えば、女性は“チャドル”で髪を隠してはいるものの、それ以外はいたって普通。
Tシャツ やジーンズといった世界中どこでも見かける服装が、この映画の中でも描かれています。

まさに、「百聞は一見に如かず」。 

 

最後に、フランス映画の『シルビアのいる街で』。

 

古都ストラスブールを舞台にしたミステリーロマンスとでもいうのでしょうか、
捉え方ひとつ違えば、ただのストーカー男の話ですが。

極力、説明を省いたこの作品は、電車の音だったり、足音、カフェでの人々の話し声などが、
まるで今そこにいるかのように聞こえてくる演出が特に素晴らしかったです。

セリフが極端に少ないのですが、やはりホセ・ルイス・グリン監督は、
“OZU”を敬愛しているそうです。

そう、日本を代表する映画監督のひとり小津安二郎です。

小津好きの私にとっては、小津さんの流れがいまだに生きていて、
それも海外の人間がそれを実践しているのですから、観ていてとても胸躍る作品でした。

 

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『彼女の消えた浜辺』、『シルビアのいる街で』ともに上映期間があと僅かですが、
興味のある方は、是非機会があれば、ご覧になって下さい。

前者は、私達のイメージしているイランとはまったく違うそれ、
そして後者は、とても素敵なストラスブールの街を堪能できます。

気軽な世界旅行とでも言いましょうか、 映画は世界をちょっと覗くにはもってこい。

個人的には、次回ヨーロッパを訪れる機会があれば、
是非是非ストラスブールに行ってみたいと強く思いました。

あ、それにはフランス語を勉強しなくちゃ・・・とも思う、今日この頃です。

 

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