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スペイン語の勉強を始めると、最初に学ぶことの一つは名詞や形容詞の変化でしょう。

男・女・単数・複数によって、言葉の語尾が変化します。

例えば「犬」には「perro」・「perra」・「perros」・「perras」という形があります。

 

でも、語尾の可能な変化はこれ以外に他にも沢山あるのを知っていましたか?

同じ「perro」から、こういうのも作られます:perrito・perrillo・perrazo・perrote・perrucho など

こういう語尾の変化を使って、「大きさ」「軽蔑」「愛らしさ」「親しみ」「嫌み」等、色々な微妙なニュアンスが表現できます。

こういうニュアンスを把握するのが難しいと判断されているせいか、スペイン語の学習者にはもっと大事なことがあると考えられているせいかわかりませんけれど、普段、テキストやスペイン語講座では、上級(ときどき超級)まであまり触れられない話題です。

しかし、実際は、幼い子供まで使う、自然な会話で非常に用いる変化です。

 

その中で、多分一番よく出るのは、「-ito」でしょう。

 

「Los tres cerditos」、「Caperucita Roja」… 子供向けの物語りのタイトルにもいっぱい使う「-ito」  

 

「-ito」とはきっと聞いたことあるだろうと思います。

「un poquito」という言葉はね。

「un poquito」は「un poco(少し・ちょっと)」から作られた言葉。「少し・ちょっと」より少ない量を表します。「ちょこっと・ちょびっと」という感じかな。

あと、「perrito(子犬・ワンちゃん)」や「gatito(子猫・猫ちゃん)」もよく使われます。

 

でも、よく誤解されているのは「-ito」=「小さい」ということ。

 

確かに、「小さい」という意味合いはあります。しかし、それだけだったら「abuelita」とは「小さいおばあちゃん」という意味になるでしょう。

 

実は、「-ito」には「小さい」だけではなく、大きさと関係なく「愛らしい、かわいい、やわらかい言い方」という気持ちも表します。ちょっと違いますが、日本語の「-ちゃん」に近い感じと言っても良いでしょうか。

 

そこで、小さな子供と話すときに、優しくてやわらかい話し方をするためによく使います。これもあれも「-ito」になります:

zapatitos, ropita, comidita, cucharita, cochecito…

暑い日に「cerveza」より「cervecita」のほうが「プチ癒し」って感じ。

「pobre」なら「哀れな」までいくので「pobrecito」だと「かわいそう」。    

 

人の名前だって!

Carlos → Carlitos

Ana → Anita

 

ただ、注意が必要。使いすぎると、子供っぽい、わざとらしい話し方になるおそれがあるので適度にね。

 

さて、「アルプスの少女ハイジ」のスペイン語版では、ハイジがおじいちゃんをなんと呼んでいたでしょうか。 

 

最後に、作り方について。

一応、「-o」で終わる言葉は「-ito」と、「-a」で終わる言葉は「-ita」と変化します。

perro → perrito

naranja → naranjita

「-e」で終わる言葉は「-cito」と:

coche → cochecito

noche → nochecita

子音で終わる言葉は 「-ito」も「-cito」もあります: 

hotel → hotelito

amor → amorcito

camión → camioncito

 

ただ、例外や細かいところがかなりありますので、勉強するのがちょっと面倒くさいかもしれません。でも、「-ito」を適切に使ったら、一段とより自然なスペイン語になりますので、

間違いなく習う価値があると思います。

    

 

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コメント:5

deziz 09-04-26 (日) 4:39

Heidiは、おじいさんのことを「abuelito」と呼んでいたのですか?あっていますか?

La nina del sol 09-04-26 (日) 23:21

Hola! Que tal? 今回「-ito」のタイトルだけみて「えっ、何?」って一瞬思った私は勉強不足でした。 :mrgreen:  慣れないと別の単語にに聞えてしまいそうです。やや、心配 :cool: ! 
でも、ナチュラルなスペイン語の響きになるんですね?
よーし、これからバンバン活用してみようかなぁ。
つまらない質問ですが日本女性の名前で最後に「子」が付く場合は -Ito がつきますか??例えば「花子」なら「HANAKITO?」ですか?ちょっと、微妙に変な感じもしますが。 また、ENSENAMELO,POR FAVOR! 次回も楽しみにしてまーす!
de La ninita del sol!(これも、あってるのかな?????) :roll:

かわいいハイジ 09-04-27 (月) 1:32

:twisted: Hola! -itoは、知れば知るほどおもしろいね。もし私がハイジなら、かわいらしく、「Abuelito!」と呼ぶよ。しかし、怒られたときは、「Barbita」!?「ひげちゃん」と心の中で呼ぶね。 :lol: 1つ質問があります :?: 私は友人に「はまちゃん」と、呼ばれてますがこの場合は、「Hamita」というのですか?

エミリオ 09-04-28 (火) 2:09

Ninita del Sol: コメントを知らせてくれてありがとうございます。
なぜか分かりませんが、私のコンピューターではコメントが出ません。

それで、ご質問の「日本語の「子」で終わる女性の名前に「-ito」がつきますか」についてなんですが、一応、つきます:

Hanako → Hanakito

ただ、一つの問題があります。
スペイン語では「-o」で終わる名前は男性っぽく聞こえます。特に、-itoの終わり方にすれば。しょうがないですね。

ところで、お名前の 「nina」→「ninita」はvery good! :smile:
「sol」は今回はいらないですが、これは「solecito」になります。

エミリオ

エミリオ 09-04-28 (火) 23:18

Dezizさん: また当たりです♪ ハイジのスペイン語版を観たことがありますか?面白いと思います。興味がある人は、YouTubeで観れるそおうです。

かわいいハイジさん:かわいいハイジさんもピンポーン。「Barbita」のことで笑いました :razz: 怒っているときよりも、おじいちゃんをからかいたいときに使えますよ!なんだか、かわいいーむかつくって感じかな。 「はまちゃん」とは「Hamita」に…うむーある程度までいいんですが、あくまでも日本語の「ちゃん」とスペイン語の「-ito」は同じではないので、今回は「Hamita」はあまり普通ではなく、「Hama」だけでいいと思います。

エミリオ

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