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危険な英語

英語は日本語よりスペイン語に近い言語ということは、どう見ても否定できない事実だと思います。

 

なので、スペイン語を勉強するときに、英語のぺらぺらな日本人が自分の母国語(日本語)と比べるよりも、英語と比べたほうが覚えやすいだろうなぁと考えるのも不思議なのではないでしょう。

これがいいか悪いか、まあ、人によってかな。そもそも外国語を勉強するときに、できるだけ他の言語と無理やりに一致させようとしないのがベストだと、私は思います。でも確かに、時々比べるともっと速く理解できるところもあります。

ただ、スペイン語と英語はあくまでも違う言語なので、英語の言葉をそのまま言い換えたらスペイン語喋れるという考えは大間違えです。

 

 

違う問題はfalse friendsという言葉です。

スペイン語を勉強する英語系の人たち、英語を勉強するスペイン語系の人たちもこういう問題にとても注意をしなければいけません。

見た目の上ですぐ分かりそうな言葉で、実は全然違う意味の言葉という単語です。

 

今回は、スペイン語の授業でよく耳にするこういうfalse friendsのための誤用と、英語の影響からの正しくないスペイン語の例をいくつか紹介します。

 

 Actually: 非常に誤用されている言葉。スペイン語の「actualmente」は「実際に」ではなく、「今」「現在は」という意味です。

例:     Actualmente vivo en Tokio, pero antes vivía en Osaka.

              今は東京に住んでいるけど、前は大阪に住んでいた。             

In the morning / afternoon / evening / night: スペイン語では、もともと「en」ではなく、「por」が使われます:「por la mañana / tarde / noche」。英語の影響で、今、中南米の多くの国では「en la mañana / tarde / noche」とも言います。スペインでは「en」を使うと正しくないように聞こえるので、注意が必要です。

For 2 weeks: 同じく、中南米ではよく「por dos semanas」とか「por cinco horas」とか言いますが、スペインでは「por」は変に聞こえます。直接に「dos semanas」、あるいは「durante」が使われます。

例:Ayer vi la tele (durante) 5 horas. (昨日テレビを5時間見た)

I, you, he: スペイン語では、動詞の変化で人称がわかるので、「yo / tú / él等」を使いすぎるととても悪い印象を与えます。これらの代名詞の使い方は、英語よりもむしろ日本語に近いと言えるでしょう。 

So…: 意外と、スペイン語で話すときにしょっちゅう使う人もいます。この言葉は完全にスペイン語ではないから、絶対に使用禁止です。

Who: 関係代名詞の「who」を直接に「quien」に訳すと、ほとんど誤用になります。

例:The man who came yesterday was a friend of my father.

関係代名詞の使い方の説明は長すぎるのですが、スペイン語では、こういう文書では「que」が正しい:

El hombre que vino ayer era un amigo de mi padre.

El hombre quien vino ayer…と言ったら、間違えです。

Carpet: スペイン語では「carpeta」という単語があります。十分に似ているでしょう。間違いなく、同じ意味でしょう。もちろん、違います。英語の「carpet」は、スペイン語では「alfombra」と言います。スペイン語の「carpeta」は「フォルダ」「クリアーファイル」など、書類を入れるためのもの。

 

Billion: 英語の「billion」ってスペイン語の「billón」と違うの??? 違います。英語ではone billion = 1.000.000.000″だけ”ですが、スペイン語の un billón はなんと 1.000.000.000.000。まあ、日常会話ではそんなに使う機会はないんですが、必要なときがあれば、間違えると大変なことになりかねないでしょう。

July / Saturday: スペイン語では、月と曜日の名前は大文字ではなくて、小文字で書きます。

例:Hoy es lunes, 13 de mayo.

The 1st of April: 「El primero de abril」と言っても、間違えではないですが、なんか硬い感じ。普段、「el uno de abril」と言います。

 

エミリオ

 

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コメント:5

La nina del sol 10-05-29 (土) 15:59

Hola,que tal? “危険な英語”ですか?
”嫌いな英語”じゃないんですね?
(^_^;) それは私かぁ!
超英語が苦手な私は、やむをえず英語とにらめっこしなくてはいけない仕事の時に、スペイン語で覚えた単語が役だつ事があります。
Gracias al espanol !!!!!
逆にイタリア語をちょこっとかじった経験があるため、時々スペイン語で話しているつもりでもチャンポンになってしまう事があったり…します。
頭の中で言葉の切替を難しく感じます。
この悩み解決に、何か良い対策があればアドバスをお願いします。
とにもかくにもスペイン語に集中!!!ですね???頑張ります。
次回も楽しみにしていま~す! Chao!

危険なくま 10-05-31 (月) 1:09

Hola!! [危険な英語]…..本当に危険ですね!! :shock: この話を聞くまで、考え違いしていました。英語をもっと理解していたら、スペイン語を覚えるのに役に立っていただろうと……. :mrgreen: 日々スペイン語を覚える、理解するのに苦労しているから少しでも楽することを考えてしまうんですよね :twisted: 今私を苦しめているのは、[危険な日本語]です。 :cry: 楽しんで勉強しているので、もっといろいろ教えてくださいね。 :wink:
No acepto un no por respuerta :mrgreen:

エミリオ 10-05-31 (月) 11:34

Nina del Sol さん:コメント、ありがとうございます。そうですね。危険な言葉もあれば、役に立つ言葉もありますね。だから、いつもチェックしてから使いましょう。
イタリア語はスペイン語にとても、とても似ているので、つい混ざってしまうんだよね。こういうことがある場合は、私の意見はやはりどちらかをストップして、もうひとつに集中するのがいいと思います。

エミリオ 10-06-01 (火) 1:31

危険なくまさん: まあ、役に立つ英語もあるからね。ただ、「言葉さえ変えれば、スペイン語は英語とそっくりだろう」と思ってる人も少なくないだろうから、こういう考え方が一番危険な考え方だろうか。  :roll:

deziz 10-06-08 (火) 21:29

まさにここに書いてある、actualmenteを英語のactuallyの意味で使ってしまうこと、そして関係代名詞のqueと言うべきところをquienと言ってしまうこと、つい2,3日前に私がやってしまったミスでした!この記事、とてもhelpfulですね。また、こんな内容を書いてもらえるとうれしいです!!

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