銀座、新宿、渋谷の各国語教室ラングランド。10ヶ国語の語学教室が外国語に興味のある貴方に送る、耳より情報ブログ。 難しい国 - ラングランド“WaiWai”-各国語ブログ-東京の語学教室|銀座・新宿・渋谷

ホーム > ペピ先生 > 難しい国

難しい国

何週間か前にカタルーニャのテレビはドキュメンタリーを放送しました。このドキュメンタリーは面白くて、現在のスペインの状態を示しています。しかし、どのような状態を示しているのでしょうか?スペインの難しさです。このドキュメンタリーはスペインのカタルーニャ自治州と、イギリスのスコットランドと、デンマークのグリーンランドとカナダのケベックを比較していますが、タイトルは結構変だと考えられます。「Adéu, Espanya?」(カタルーニャ語で)、「Adiós, ¿España?」(スペイン語で)、「さようなら、スペイン?」というタイトルです。

なぜこのタイトルを選んだのでしょうか?スペインは非常に難しい国です。スペイン語だけではなく、別の言語も存在します。例えば、カタルーニャ語(Català)、バスク語 (Euskera)、ガリシア語(Gallego)などです。各言語は違っている自治州で話されています。例えば、カタルーニャ語だと、カタルーニャ自治州とバレアル島で話されています。バスク語はバスク自治州で話され、ガリシア語はガリシア自治州で話されています。この全部の地方の文化も違っています。しかし、全国は共有されている文化と言語もあります。それは「スペイン語」と文化的な共通点です。だから、スペインは難しい国ですよ。一つの言語だけではなく、四つの言語があり、色々な方言もありますよ。更に、一つの文化の国ではなく、四つの文化の国です。スペインは合成的な国です。

スペイン人も難しい民族ですよ。例えば、私はカタルーニャ人ですけど、スペイン人ですね。国籍はスペイン人ですというものなんですけど、いつも皆は詳しくどこから来ましたかを説明します。だから、カタルーニャ人なら、スペイン人ですけど、カタルーニャ人ですと詳しく説明します。(特に、海外にいれば、新しい人に会ったら、詳しく説明しますね。)スペイン人とスペイン人が会ったら、「スペインの中で、どこから来ましたか?」をよく聞かれてます。それはなぜでしょうか?相手はどのような文化があるか、どのような考え方があるだろうかというアイデアを持ちたいからです。

政治的に考えると、スペインは「頭の痛み」です。このドキュメンタリーでは四カ国の中の州の独立性の可能性を分析しています。まずは、各国の状態を説明し、それをカタルーニャの場合と比較します。しかし、なぜこのようなドキュメンタリーは「独立性」の可能性について紹介しているのでしょうか?カタルーニャ人の中では嬉しくない人は多そうです。カタルーニャは税金が高くて、別の自治州と比べると、非常に差があります。「なぜそんなに税金を払わなければなりませんか?」という質問がよく聞かれます。しかし、最近の最終的な問題は自治州の最高法(自治州憲法)です。各自治州は自分の憲法があります。しかし、その憲法を定めるのに、国の政府は許可をあげなければなりません。カタルーニャ自治州の憲法は三年前から国の憲法裁判所で止まっています。カタルーニャ自治州の憲法の中では、「あやしい条件」があるらしいからです。その条件ではカタルーニャは「国家/民族/国籍です」(nacionalidad, nación)と書かれています。国の最大政党はこれは「憲法違反です」と考えたので、カタルーニャ自治州の憲法草案を最高裁判所で、憲法違反として出しました。問題は、それはスペイン憲法ではもう定めています。本当に、その条件は憲法違反でしょうか?憲法裁判所の裁判官は三年前から何を答えるのかを迷っています。

実際には、「国家/民族/国籍」(nacionalidad、nación)の言葉の問題ではありません。この問題の後ろに隠れているのが、お金です。上に述べたように、カタルーニャ人は税金を沢山払います。その税金は国の政府に全部払いますが、その代わりに、特典が少ないらしいです。カタルーニャ自治州の政府は国からお金を少なくもらうので、自治州の税金を上げます。そうすると、又、国の政府も税金を上げたら、カタルーニャ人は「税金の悪夢」の中にいる気持ちが段々出てきました。だから、国の政府に怒っているカタルーニャ人が段々増えていきます。条件の書き方の問題は「国家/民族/国籍」という言葉ではなくて、後ろに隠れている税金の問題です。もし、カタルーニャ自治州の憲法をそのまま定めたら、「国家/民族/国籍」が書いてあるので、将来、独立するのが簡単となります。それはなぜでしょうか?「国家」とか「民族」が書かれたら、本当の意味は、「国」です。「国」だと考えると、独立はもっとリアル的になりますね。独立したら、どうなるのでしょうか?スペイン国の政府はカタルーニャ自治州の税金をもうもらわないので、ひどい目にあうでしょうね。

ドキュメンタリーはこの「頭の痛み」を詳しく説明しています。私が分かったのは、簡単に言えます。カタルーニャは「金持ちの地方」であるので、独立は不可能です。理由は税金をもらわないと、スペインはひどい目にあうからです。しかし、カタルーニャは「貧乏な地方」であれば、独立は可能になります。理由は非常に簡単、払うよりも、もらうとなりますね。(この場合には、国から独立したくないかもしれないね。分からないですけど・・・・。)

スペインの政治は非常に微妙で、大変苦しいです。国と自治州の関係は非常に難解であり、難問が沢山出ています。スペインに住んだら、テレビを見たら、毎日国内の政治のニュースを詳しく見たら、すぐに頭が痛くなります。「誰が正しいのか」又は、「理解しにくいのよ」という気持ちが強く出てきます。バルとかカフェテリアでは友達と政治について話すのが、つらくなります。しかし、別の自治州の人と話したら、つらくならなくて、危なくなります。皆は強く自分のアイデアを守るから、他人のを聞くという習慣はもうなくなったそうです。

この問題はカタルーニャ自治州の問題だけでしょうか?スペインの中でも別の州も独立したいです。しかしながら、その州に住んでいる人を詳しく見ると、また別の問題が出てきます。アイデンティティーの問題です。「私はスペイン人か」「カタルーニャ人か」「スペイン人だけか」「カタルーニャ人だけか」「両方か」「私の国はどれか」という個人的な疑問が表れています。

このような難しいスペインが理解出来ないのが、「自分」だと思います。まずは、難しい国ですと確認しなければなりません。更に、全部の言語や文化を守らなければなりません。スペインは非常に美しい国ですが、色々な面白いものもあるのですが、本当に難しい国です!!

ペピ

関連する投稿



RSS リーダーで購読する

コメント:0

コメントフォーム
プロフィールと個人設定

トラックバック:0

このエントリのトラックバック URL
http://langland.co.jp/langland-teacher-information/%e3%83%9a%e3%83%94%e5%85%88%e7%94%9f/2010-06-20/pais/trackback/
Listed below are links to weblogs that reference
難しい国 から ラングランド“WaiWai”-各国語ブログ-東京の語学教室|銀座・新宿・渋谷

ホーム > ペピ先生 > 難しい国

カレンダー
« 6 月 2010 »
M T W T F S S
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
アーカイブ
ページ
外部PR
チェロ教室
いつかは、あの名曲にチャレンジ!
クレド・リユース・バッテリー
フォークリフト、UPS、自動車のバッテリー等、鉛バッテリーであればほとんど再生可能。

ページのトップに戻る