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ボリビア

アンデスの旅 ボリビア編(後編)

こんにちは、前回、前々回と南米(ペルー~ボリビア)の旅をお伝えしてきましたが、
今回が最後です、ご興味のある方はしばしお付き合い下さい。

 

 

今日は、ウユニ塩湖中心の紹介となりますが、首都ラパスから500km南にあるウユニへ行くのに
片道10時間、つまり往復に丸2日必要なので、最低でも3日をウユニ観光に充てなければいけません。

「500kmで何故10時間も?」というのはごくごく素朴な疑問だと思いますが、
それもそのはず。半分は舗装もされていないオフロードを走っていくことになるからです。

 

道なき道をゆく

道なき道をゆく

 

ちょっとした川なのですが、車のための橋がない為、普通の車では走行が難しいのは明らか。
(写真左に見える橋は、週に数本程度の鉄道用。前方には、川の水で洗車する光景も・・・)

その他、工事中の道を走ったりと、日本では考えられない規格外の体験は挙げればキリがありません。。

 
塩湖には、ジープのような四駆車でないと入れないため、ドライバー&ガイドとともに3日間過ごしました。

 

大平原でリャマと対峙

 

道中、リャマや野生のフラミンゴに遭遇するなど、日本ではなかなか得られない経験も。
 

遥か彼方へ向かって・・・

遥か彼方へ向かって・・・

 

ウユニに近づくにつれ、乾いていくのが分かります。

いよいよ塩湖、突然この写真だけ見せられると、
「これは雪?!ここはどこ??!」と思った方が多いと思います。

最高地点は3,760m、ほぼ富士山と同じ高さに見渡す限り真っ白な世界が広がっています。
 

 

塩湖の面積は約1万2,000k㎡、宇宙からも真っ白な塩湖を確認できるほどです。

 

舐めてみましたが、やっぱり塩(笑)

 

数十センチ下には水を確認できます

 

塩湖内にある、と言っても、入り口から1時間ちょっと車で走ったところに“Isla de Pesca(魚の島)”と
呼ばれる陸があり、そこが湖内のほぼ唯一と言ってもいい観光地。

 

Isla de Pesca からの眺め

 

サボテンと塩という奇妙な組み合わせ

 

塩の上に水が張ると、下の写真のように、まるで鏡で反射しているかのような光景を目にできます。

こればかりは、天候次第。

 

 

私が訪れたのは、雨季でしたので、場合によっては雨が降りすぎて、塩湖内に入れなかったりすることも
あるそうですし、雨が全く降らなければ、このような光景を目にはできませんでした。

 

 

ただただ、このような幸運に感謝するばかりでした。

 

ベッド、ソファ、テーブルすべてが塩

ベッド、ソファ、テーブルすべてが塩

 

塩湖からすぐ近くにある、“塩のホテル”。

 

 

 ウユニで見た夕陽は格別でした。

 

 
ナスカの地上絵をパスしてまで、ボリビアまで足を伸ばした甲斐は充分にありました。

 

 

何の音も一切聞こえない、見渡す限り白い世界と遥か彼方の山々がある広い空間で見た空は
それはそれは言葉にはできない感動を与えてくれました。

思えば私達、特に首都圏で生活している方々は、真夜中でどんなに静かにしようが
何かしらの音に囲まれて日々生きているもの。

電気のかすかな音だったり、遠くに走る車や電車の音などなど、
よほど山奥に行かなければ、一切の音を遮断するのは不可能に近いでしょう。

 

 

現在、ウユニでは空港建設中とのことですが、はたして完成はいつになるのでしょう・・・。

リチウムが採掘できるとあり、日本の商社も既に現地で活躍されています。

便利になり、より多くの人が簡単に訪れることに違いはありませんが、
何十年後には、今と同じ姿が見れなくなってしまうのかと危惧してしまう自分がいます。

 

是非、ご興味とご縁がありましたらウユニへ足を運ばれることをお薦めします。

 

スタッフS.S

アンデスの旅 ボリビア編(前編)

前回のペルー編に引き続き、今回はボリビア編(前編)にお付き合い下さい。

 

写真慣れした女の子(ボリビア)

 

まずは、交通手段ですが、ペルーから陸路で長距離バスを使い
途中、いくつかの遺跡を巡りながらのバス旅行を楽しみながら、プーノ(ペルー)で一泊。
チチカカ湖を眺めながら陸路で国境を越え、ボリビアへと入国しました。

電車は、本数が極めて少ない為、バスを使うことが一般的のようです。
もちろん、クスコから飛行機を使うこともできますが、
旅行において、あまりに楽をしすぎると、大切な多くのことを見落としてしまいます。

途中にある遺跡に数箇所連れていってくれるバスを利用しました。 
ドイツ製のしっかりしたバスで、シートは豪華、快適に長距離移動できました。

 

道中最も標高の高かった4,338m

道中最も標高の高かった4,338mの標識

 

アンデスの山々を眺めながらの道中、
どんなに生活環境が厳しくても、人間はどこでも生活していけるのだなと考えさせられました。 

 

写真の営業部隊

 

働く子供をたくさん見かけました。

親とともに畑仕事を手伝ったり、靴磨きをしたり・・・、その光景はごくごく当たり前の日常生活を送る
彼らの自然な姿として、異国からの観光客の前でもいつものそれと何ら変わりません。

とりわけ、家族の絆が強いことを思わせる光景に多く出くわし、
そのことは自然なことであれ、現代の日本と比べるととても羨ましくも感じました。

 

あちこちで見かけた大統領の写真

あちこちで見かけた大統領の写真

 

ペルー→ボリビアへの国境越えの際、バスから一旦降り、入国管理事務局へ。

事務局内には、早速モラレス大統領の写真が私達をお出迎え(写真上)。

ボリビア初の先住民出身の大統領ということで、
この国においては支持されているのだなとわかる人々の話や、雰囲気はあちこちで感じました。

 

チチカカ湖に臨む街コパカバーナの市場

 

ちょうど、ボリビアの首都ラパスへ入ったのが、12月31日だったため、
多くの人が夕方買い出しでごった返す光景に出くわしました(写真下)。

南半球ですから、季節は夏なのですが、やはり標高が高いこともあり
太陽が出てさえいれば昼間は半袖でも過ごせますが、上着は常に必需。

下の写真は18時頃。夕方ともなるとご覧の通り、皆さん着込んでいます。

 

大晦日に買出しする人々

大晦日に買出しする人々

 

写真(上)は、ラパス市内ではあるものの、すり鉢上に家々が立ち並ぶ街の一番高いところ、
すなわち土地が安く、後から移住してきた人が多く住むEl alto(エル・アルト)という貧困層の街です。

地方から越してくる人が後を絶たず、人口は爆発的に増えているのだそう。

ちなみに、エル・アルトの標高が約4,300m。

ラパスの空港もこの高さにあり、日本から直接ボリビアに降り立つ人は、
あまりの標高差に高山病になりやすく、実際にそういう方にお会いしましたが、
100m歩くごとにカフェで一休みしていたと苦笑されていました。

幸い、私はペルーから徐々に標高に慣れていたため、問題ありませんでしたが、
南米のサッカーW杯予選などでは、よくブラジルやアルゼンチンなどの強豪が、
敵地ボリビアへ乗り込み苦戦(敗戦)するというニュースを見聞きしてはいましたが、
実際現地に行ってみると、それは実感として大いに納得できるものでした。

むしろ、過酷な運動をかの地で行うのは、身体を危険にさらせるようなものだと・・・。
 

ラパス市内を一望

ラパス市内を一望

 

新年のカウントダウンは、長旅の疲労と身の安全も考慮し、ホテルの部屋から眺めるだけにしましたが、
(例えはあまり良くありませんが)まるで湾岸戦争の映像を思い出すくらいに
花火や爆竹が飛び交い(実際に火事が起こりそうなほど)、いかにも南米らしい騒ぎ様を垣間見ました。

 

新年を迎えたラパス市内

新年を迎えたラパス市内

 

さて、何故今回ボリビアを選んだのか・・・その最大かつ唯一の理由はウユニ塩湖でした。

日本でもにわかにテレビ等で露出も増えてきた、知る人ぞ知る秘境と言ったら大げさかもしれませんが、
世界遺産にでもなった日には、多くの観光客が押しかけるであろう場所。

実は、あまり人に教えたくないと本気でそう思わせる(だって、あの場で人混みには遭遇したくない・・・)、
そんな場所が、ボリビアのウユニという土地です。

 

Salar de Uyuni

 

水が張ると鏡のように・・・!

 

ここへ行くためにはラパスから車で片道10時間。

それも、半分は未舗装の道。

砂埃を立てながら、ひたすら遥かかなたの地平線めざし、車を走らせます。

 

サボテンと見渡す限りの塩!塩!塩!

 

秘境に行くには、苦労があってこそ・・・。

この続きは、次回お楽しみに。

 

スタッフS.S 

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