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接続法

接続法の使い方 (パート2)

先月の続きです。接続法のいくつかの使い方。

E)es verdad que (~本当です), es cierto que (~確かです), está claro que(~当然、明らかです)など

こういう表現(あと、似てる意味の表現)は、直説法を使うのですが、否定されたら、つまり「嘘」、「確かじゃない」、「疑わしい」などの意 味になる場合は接続法を使います。

例: Es verdad que los precios han subido. → 値段が上がったのは本当です。

No es verdad que haya aprobado. → 合格したのは本当じゃないです。

F)es mejor (~の方がいい ), es normal (~普通です), es necesario (~必要です), es difícil(~難しいです)など

ここは、沢山の表現があります。「ser」か「estar」動詞+形容詞の形。ただ、E)の表現も同じ形ですから、注意が必要です。

こういう表現は、一般的な意味がある、つまり個人的な主語がないと直説法を使い、具体的な主語があると 「que」+接続法を使います。

例: Para viajar al extranjero, es necesario tener pasaporte. → 海外旅行へ行くにはパスポートを持つことが必要です。

Si quieres aprobar el examen, es necesario que estudies más. →あなたは試験に合格したいなら、もっと勉強することが必要です。

G) creer (思う), pensar (考える), parecer (思う), opinar (意見)など

こういう動詞は基本的に直説法を使うのですが、否定されると接続法を使います。

例: Creo que esta ropa es cara. →この服は高いと思う。

No creo que esta ropa sea cara. → この服は高いとは思わない。

H)aunque (~のに/~でも)

この言葉の細かい使い方はちょっと複雑ですが、とても大まかに言うと、aunque+直説法は日本語の「~のに」で、aunque+接続法 は「~でも」といってもほとんどのケースでしょう。

例: Aunque no quería ir, fui. → 行きたくなかったのに、行った。

Aunque nunca estudia, siempre aprueba → 彼は、全然勉強しないのに、いつも合格します。

Aunque sea caro, lo compraré. → 高くても、買いますよ。(高いかどうか分からない → 接続法を使います。)

I)命令

Ustedに対しての命令と否定命令は、全部接続法を使います。

例: Venga usted mañana, por favor. → 明日着てください。(Ustedに対しての命令)

No digas eso. → そんなこと言わないで。(否定命令)

J)仮定条件

現実ではない仮定文書は接続法(条件の方)と条件方の組み合わせを使います。

例: Si fuera millonario, no trabajaría. → 金持ちだったら、仕事はしないだろう。(でも、実は金持ちではない)

Si hubiera estudiado más, habría aprobado el examen. → もっと勉強していたら、合格できたのに。 (でも、実はあまり勉強しなかったから、落ちた)

さて、どうでしたか。

もちろん、以上のは、ただの紹介の気持ちだけで説明しました。他に、色々な使い方がありますが、接続法の使用範囲を把握できましたかな。自 然な会話には不可欠な活用でしょう。

決して接続法を怖がる必要はないんですが、いくら大事な活用だとしても、直説法をちゃんと勉強してからアタックするべきだと私は思います。 焦って、あまり早く勉強しすぎると余計にややこしく見えるので、まだ勉強していないときに出たら「あ、これだ、これは接続法だ」と考えて、あまり心配しな いで。

エミリオ

接続法の使い方 (パート1)

先月、接続法について書きました。そして、この問題をあげました:

こういう文章はスペイン語で何と言いますか:

1 明日、雨が降らないといいけど。

2 駅に着いたら連絡してください。

3 この仕事にはスペイン語ができる人が必要です。

解答の前に、接続法のいくつかの使い方を紹介したいと思います。

尚、接続法はとても深い活用なので、ちょっとだけ触る程度ぐらいでしょう。細かい使い方、特に接続法の時制については、先生に相談しましょう。

A)関係代名詞の文章 (que, quien, dondeなど)

関係代名詞の文章は事実にある物事を形容するのなら、直説法を、実際に存在していない(想像や望みなど)物事なら、接続法を使います。

例: Vivo en una casa que está cerca de la estación. → 駅から近くにある家に住んでいます。(例の家は本当に存在している。私が住んでいる家なのです。)

Quiero vivir en una casa que esté cerca de la estación. → 駅から近くにある家に住みたいです。(今回、家は私の望みの家です。実際にあるかどうかはわかりません。とりあえず、私の想像の中だけで存在しています。)

B)Cuando(とき), hasta que(まで), después de que(のあと), en cuanto (とたんに) など

過去、現在(週間)のことを表すなら直説法で、未来のことを表すなら接続法を使います。

例: Cuando vi esa película, me emocioné. → あの映画を見たとき、感動した。(過去の話。)

Cuando llego a casa, pongo la tele. → 家に帰ると、いつもテレビをつける。(現在形。週間を表す。)

Cuando termine el trabajo, te llamaré por teléfono. → 仕事を終わったら、電話するよ。(未来の話。接続法を使う。)

注意:「después」は、実はこれよりちょっと複雑なんですが、このように使ったら大体あまり問題はないでしょう。次のC)みたいに、両方の動詞の主語が同じだと、動詞の原型を使うことが多い。

例: Después de terminar el trabajo, fui a tomar una copa. → 仕事を終わったあと、ちょっと飲みに行きました。

C)querer, desear, ordenar, pedir, esperar, preferir, gustar など。

こういう動詞は、メイン文と接続文の主語は同じだと原型を、主語が異なると「que」 +接続法を使います。

例: Quiero ir contigo al cine. → あなたと映画に行きたい。(「したい」と「行く」の主語は一緒:私。)

Quiero que vengas conmigo al cine. → あなたに一緒に映画に来てほしい。(「ほしい」の主語は「私」、「来る」の主語は「あなた」。)

D)quizás, tal vez, es posible que, puede que (かもしれません)

「quizás」と「tal vez」は直説法も接続法も使えます。ニュアンスはびみょうーーーーに変わりますが、本当にびみょうーーーーですから、心配しなくてもいいと思います。「es posible que」と「puede que」は接続法だけ使えます。

例: Quizás llueva / lloverá mañana. → 明日雨が降るかもしれません。

Tal vez terminaré / termine tarde. → 遅く終わるかも。

Es posible que Luis haya llegado ya. → ルイスはもう着いたかもしれません。

Puede que María lo sepa. → マリアが知っているかも。

これで、問題の質問を解けたでしょう:

1 Espero que no llueva mañana .

2 Cuando llegues a la estación, avísame.

3 Para este trabajo se necesita a una persona que sepa español.

来月、他の接続法の使い方を勉強しましょう。

エミリオ

接続法って、何?

<いつもブログをご覧いただいている皆さまへ>

メンテナンスを行っておりましたので、しばらく更新できず、お待たせ致しました!!

あなたはスペイン語でこういう文章が言えますか:

1. 明日、雨が降らないといいけど。

2. 駅に着いたら連絡してください。

3. この仕事にはスペイン語ができる人が必要です。

この三つの文章は接続法を使わないとなかなか言えないでしょう。

でも、何故? 初心者が噂に聞いた「接続法」って何でしょう?いったいどうして必要なんでしょう?

ス ペイン語の動詞には色々な変化(活用)があります:現在形・点過去・線過去・現在完了、未来形など。でも、初級で勉強するのは大体「直説法(modo indicativo)」の活用だけです。実際は「接続法(modo subjuntivo)」もあって、この接続法には現在形・現在完了・線過去・過去完了もあります。というのは、スペイン語のこの四つの活用はダブってい ます。

(一応、未来形と未来完了もありますが現代はほとんど使われていません)

IMAGEN GRITO

接続法はちょっとこの評判があるようですが

接続法は普段、中級で勉強をし始めて、上級で深く勉強されています。

まだ勉強していない人には「要らないもの」のように見えるかもしれませんが、勉強した人には「今まで接続法なしで、一体どうやってスペイン語を話してたんだろうか」と考えることが多いのではないでしょうか。

まあ、サバイバルスペイン語あるいは観光者レベルなら、直説法で充分に通じるのは確かなんですが、本当の自然な会話を目指すのなら接続法はどうみても欠かすわけにはいかないものです。

さて、接続法は直説法とどういう関係を持っているのでしょうか。

例えで言ってみたら、接続法は直説法と平行している活用と考えてもいいでしょう。例えば、ある文章は直説法現在形を、ある文章は接続法現在形を使います。一応、いつ直説法を使い、いつ接続法を使うかという決まりはあります。

直説法とはこういう違いがあります:

1)直説法のそれぞれの活用は時制的に相応します。現在形は現在を表す。過去形は過去を表す、など。接続法は必ずしもそうではありません。例えば、接続法の線過去は、文章によって過去・現在・未来を表すことができます。

2) 直説法の活用はその時制的な意味から勉強します:現在形は現在の習慣を表す。線過去は過去の習慣。点過去は過去の出来事とか。つまり「この活用はいつ使い ますか」という感じで勉強します。 接続法は逆で「こういう文章・表現・言葉なら、接続法のこの活用を使います」ということです。

例文で説明しましょう。「cuando」という言葉の使い方。「cuando」は「時(なんとかする・した時)」と言う意味です。「cuando」は、過去か現在のことを表す時は直説法を用います。ところが、未来の事を表す時は接続法が使われています。

例:

スペインへ行ったときに、生ハムを食べました。(過去の話)

Cuando fui a España, comí jamón serrano. (fui: 「ir」の直説法点過去)

今度、スペインへ行ったときに、生ハムを食べるつもりです。 (未来の話)

Cuando vaya a España, comeré jamón serrano (vaya: 「ir」の直説法現在形)

こういうふうに、「いつ接続法を使う」かというルールがあります。ルールを覚えていけば、接続法を使えるようになるはずでしょう。

問 題はルールの数が多く、それに簡単で自動的に使えるルールもあれば、複雑で多少感覚が必要なのもあります。時々「ここで、接続法なんか余計じゃない。別に 直説法で充分じゃない」と考えられるケースがある。でも「なるほど!」と納得いく、素晴らしく微妙なニュアンスを表すことができるケースもあります。

次回、接続法のルールをいくつか紹介したいと思います。

そして、この記事の最初の三つの文章の回答。

ご期待ください!

エミリオ

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