WaiWaiブログ
スペインと日本の食事の習慣の違い (Diferencias en las costumbres al comer entre Japón y España)
2012/12/04
今回、食事の習慣に関して、日本とスペインのいくつかの違いについて話しましょう。
すする
スープ、麺、熱い飲み物、どれにしても、スペインではとにかくすすることは(特に音をたててすすること)とてもだめです。スープはスプーンで食べて、口に入れても焼けどしないくらい冷めるまで待ちます。長い麺はスパゲッティーぐらいしかありません。フォークに絡ませて、フォークの助けで口に入れるのです。
皿や小皿などは持ち上げる
皿類を手で取って持ち上げるのもNGです。スープなどの場合は、必要なら、頭をちょっと皿に近づけてもいいですが、あくまでもちょっとだけ。何をやっても、口元は絶対皿に当たらないのです。
皆そろって食べ始める
一昔まで皆一緒に食べ始めるのは正しいマナーでしたが、今はあまり大事ではないようです。特に、家族や親友の場合はあまり気にしなくても大丈夫です。
相手に飲み物を注いであげる
この習慣はまったくありません。いつも、自分で自分のコップに飲み物を注ぎます。なので、相手に注いでもらうのを待っていたら、時間の無駄です。相手に注いであげようとしたら、不思議に思われるだけです。相手のコップが空っぽになったら、そのままほっときましょう。
皿にある食べ物は何も残さずに全部食べる
これには、特にルールはないです。自宅、家族などなら好きなようにしてもよいでしょう。ま、確かに、残すより全部食べる方がいいのではないでしょうか。しかし、もし誰かのご馳走をもらうとき最後まで何も残さず食べると、礼儀正しいながらもピンチです!相手は「あっ、たぶん、足りなかったんじゃないか」と思って、また料理を盛ってくれます。これをも食べるとエンドレスの循環になる恐れがあります。この悪循環に入らないように、二つの方法があります:少し残して、「あ~、悪いけど、お腹いっぱい」と言うか、それとも全部食べて、おかわりを「ごめん、本当にもうこれ以上食べられないから」と硬く断る。前後は、ああ言いながら、手で皿をカバー(つまり、入らないおかわりから皿を守る)するのもいい作戦だと思います。
スパゲッティーは何で食べるか
フォークだけで食べます。スプーンは使いません。イタリアでも使わないと思います。日本だけの習慣のではないでしょうか?
アイスコーヒー、アイスティー
第一、スペインではティーはあまり飲みませんが、ティーにしても、コーヒーにしても、両方とも暑い飲み物として考えられているので、「アイス」版はありません。夏でも、コーヒーは暑いコーヒーを飲みます。冷たい飲み物がいいなら、ビールとか、ジュースとか、炭酸飲料などにするのです。どうしても「アイスコーヒー」「アイスティー」を注文するなら、普段、何かは出るんですが、店によっては何が出るのか不明です。
レストランやカフェでの水
レストランやカフェで水を頼むと、有料です。といっても、店や場合によって、「¿Me puede dar un vaso de agua?」と頼むと、無料でun vaso de agua del grifoがもらえるときもあります。
パン
パンはいわば日本のご飯のようで、自宅でもレストランでも食事と一緒にいつも出ます。好きな分だけ食べるのです。レストランの場合では基本的にパンが出て、食べてなくても会計に入ります。
エミリオ
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