1. イサム先生

Teachers 講師紹介

イサム

日本語が流暢な先生が多いラングランド講師陣の中でも とりわけナチュラルな日本語を操るイサム先生のご紹介です。

イサム先生と日本との大きな出会いは学生時。
フランス国立東洋言語文化大学在籍時、北海道大学へ留学。
北海道は、今でも思い出の地として日本で一番好きな場所だそうです。
実は、東洋言語文化大学の前に、パリ第5大学にて医療を研究、 卒業後もその道を歩んでいたのですが、 日本でフランス語講師になることを決意。そして、現在に至っています。
パリにおいてフランス語を諸外国人に教えていた経験もあるイサム先生。
ヨーロッパ諸国はじめアフリカなどからの様々な人種と 接する機会が多かったようで、日本人との違いを語ってくれました。

日本人の良さは、まずは何よりその集中力。
ヨーロッパではドイツ人のそれと共通点が見られるとのこと。 それから“教科書に忠実な方が多い”ことも特色として挙がりました。
この点においては、教える立場としては非常にありがたいと。
ただし、逆に言えば、“自分で考えることが苦手な方が多い”との指摘も。
“慎重に学んでいる方が多く”見られるそうで、 その点はもう少し殻を破って欲しいと思うこともあるようです。

一方、母国であるフランス人への指摘も忘れていません。
曰く「時に自由がありすぎて、あまりに自己主張しすぎてしまうことがある」と。
確かに、ストライキ(greve)の多い国として有名ですよね・・・。
日本文化の吸収は、映像から多くを得たようで 古くは小津安二郎作品に始まり(日本好きのヨーロッパ人には評価高いですね)、 北野武(特に『菊次郎の夏』)や宮崎駿(特に『もののけ姫』)などがお気に入り。

母国フランスでは、『レオン』などで有名なリュック・ベッソンや 人間の心理を巧みに描くフランソワ・オゾンの世界観が好きなのだそうです。
イサム先生お薦めの観光地(フランス)は、La Dune du Pilat(ピラ砂丘)。

ピラ砂丘

ヨーロッパ最大の砂丘で、ボルドーから電車で約1時間行ったところにあります。
フランスへは何度も行ったことがあるという方も多いかと思いますが、 ここへはまだという方、多いのではないでしょうか?
是非、機会があれば訪れてみて下さい。  

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