講師紹介:ロシア語担当のナターリア 先生

ノヴォシビルスク出身のロシア語講師 ナターリア先生のご紹介です。  

ノヴォシﾋﾞルスクはモスクワとウラジオトスクの間に位置するロシア第3の都市です。  
ナターリア先生は大学時代に、ロシア言語学、そして第一外国語として日本語を専攻していました。  
ちょうどその頃始まった、ロシア語で再構築を意味する“ペレストロイカ”により、 多くの日本人が観光や音楽、語学やバレエ留学等の目的でロシアに滞在する方が増え、 得意の日本語力を武器にボランティアを通じて ホームステイや通訳、ガイドなどを積極的にサポートしていたようです。

その後、1989年に1ヶ月間ほど、姉妹都市の札幌に滞在しましたが、 日本人の親切なおもてなしや、伝統文化である茶道、着物、日本食等に深く感銘を受けたそうです。  
2年後、再度来日を果たします。   今度は、日本の某大学院の研究生として入学。
外国語教授法や日本語学の研究に日夜励みました。  

また、大学院を卒業してから現在に至るまで、数多くの日本人にロシア語を指導し、 それと同時に通訳の業務にも取り組んできましたが、 ナターリア先生から見る日本人のロシア語学習者は、目的や習熟度こそ人それぞれですが、 大変熱心で長期的に受講される方が非常に多いと感じているそうです。  

またナターリア先生はロシア語を教える事だけでなく、ロシア文学や歴史を中心とした精読、 バレエや絵画鑑賞などの幅広い趣味、そして国内外の様々な国や地域を訪れています。  

国内であれば奈良、京都、長野、北海道、その他、日本全国津々浦々旅行し、 海外であればアメリカ、中国、スイス、フランス、ベルギー等に仕事や観光で滞在しています。  

さて、気になる人柄はどうかと言いますと、 写真の通り、笑顔のとても優しい気さくな先生であること間違いありませんよ。